
とうとうチャレンジしたクラウドコンピューティングとも言われる業界でのタモリことAmazon EC2/S3。
いやぁ、スゴイっすね、このサービス。昨日のブログに書いた本を読んでいてワクワクさせられたし、レンタルサーバーにありがちな制限も無いし、Amazonブランドとクラウドという安心感が大きいです。
もちろんロリポップとか安いレンタルサーバーに比べるとお高いものではありますが、従量課金ということで、トラフィックやストレージ料に応じて課金される。つまりはトラフィックが上がることによってマネタイズなどで収益向上につながることもあり得るわけで、請求金額が増えても実は痛くない、というオチに落ち着きそうである。
では、導入から複数ドメインサポートのWordPress MUインストールまでのことを記録として書き残しておきます。
日本語文献増えてきたけど、とりあえず本を買う
ググれば無料で情報を得られて・・・という考えもありますが、体系的にAmazon EC2/S3のことをまとめられている本は、飲み込む時間を短縮してくれます。ググっても、断片的な情報しか載ってなかったりそれを補うためのググる時間が無駄だと思います。
前エントリーを参考にしてください。
申し込みの流れで一番ビビったのは英語で電話がかかってきたこと!
申し込み画面は英語です。
まあ、なんとか本の説明に従えばなんとかなるし、申し込み画面や管理画面がリニューアルされていても本と照らし合わせれば、なんとなくわかる。
が、予期せぬことが起こった。
それは、申し込みフローの途中で画面に大きく4桁のPIN(暗証番号)が表示されたことだ。意味がわからなかったのですが、いきなり携帯に電話が鳴るのです!!夜中なのに。
電話に出るといきなり早口で英語で喋りだす。
「ぱーどぅん?」とか言っても通用しないのである。ほとんど聞き取れなかったのですが、なんとなく、Webの申し込み画面に表示されている PINを電話で入力しろ、という自動音声応答システムによるもの、という感触を得た。
そこで、4桁の番号を電話で入力すると、今度はWebの申し込み画面が 切り替わるのである。
正直びびった。電話で本人確認をするのがWebの申し込みフローの中に取り込まれているのが、本当に驚き。そんなシステム初めて。
サーバーのOSレベルからは本は参考にできない
いくつかのWebサイトやブログ、書籍を参考にすることも多いのですが、使うOSが違うことが多い。
ボクはCentOSなんですが、ここからはAmazonの資料よりもCentOSの資料、書籍が役に立ちます。これから導入される方は、どのOSを選ぶかにもよりますが、そのOSのこともあらかじめ、軽くでも勉強しておかないと、Amazonを使い始めてからサービスを立ち上げるまでの時間が長くなるので要注意です。なぜなら従量課金制ですから。
仮想マシンのイメージ転送はかなり時間がかかる
サーバー関係者には当たり前のことかもしれませんが、結構時間がかかります。なので、空き時間(お昼休みとか)を有効活用してイメージの転送をしたほうが良さそうです。正座して待っていると、途中で馬鹿らしくなります(実話)。
あと、遠く離れてる場所に転送する場合はもっとかかる気がします。最初ヨーロッパでやったのですが、お膝元に米国に切り替えて少し早くなりました。
固定IPアドレスの取得
固定IPアドレスを取得することによって、独自ドメインの設定も容易に行えます。
追加料金がかかりますが、申し込みました。
専用サーバーなみの自由度・快適さ
誇大表現すると怒られるのであれですが、レンタルサーバーでは触らせてくれないファイルとかを専用サーバーのように修正できるわけです。
バーチャルホストも直接書けばいいし、使うパッケージだけ落としてきて使えばいいし、HDDが160GBのマシンだから容量もそれなりにあるし。そしてEC2ならではのことですが、アクセスが上がるときだけ増強したりとかそういうこともできるわけです。
7,800円ぐらいの専用サーバやVPSを使うぐらいだったら、こっちのほうが将来のスケールアップを見て快適な気がしてなりません。
WordPress MUインストール
これが本丸でした。複数ユーザー、複数ドメインでのブログサービス展開。
もしトラフィックやブログ量が増えたときにも容易に柔軟性をもって対応出来るのが Amazon EC2/S3。そのために触り始めたようなものです。
今回FTPは一切入れずにコマンドラインのみでなんとかインストール、設定すべてやってのけました。
思ったほど障害もなくカンタンに入ったので、すごく安心してしまいました。
しかし、もっと大切なことがあります。
それは意外に「遅延」を感じさせないことです。U.S.West(西海岸)にサーバーを置いているせいもありますが、ある程度マシンスペックを占有できているのか、日本国内のレンタルサーバーで動かした時と、まったく遜色がありません。これには驚きました。
(一方、最近のAmazonの遅延がひどくなってきたという声もささやかれていることも書き加えておきます)
これだと、CDN使わなくてもサービス提供できるんじゃないだろうか、という感触です。
まとめ
まだまだ勉強しなきゃいけないこともあるし、やるべき事もあるのですが、ものすごく敷居が高く見えてたクラウドも、やってみることによって、意外とカンタンに前へ進めました(もちろんそれなりのステップや苦労はありますが)。
せっかくなのでぜひ使いこなしてみたいと思います。
