他のブロガーの考え方や書く技術、そしてブログを書くにあたっての便利なツールの紹介など、それらを知ることはこれからブログを書くに当たっての強力な武器になります。
これまでも参加したことのあるブロガー勉強会や書籍などで得られる学びもありますが、このようにその場でリアルタイムに(過去の情報でなくその時に使えるものを)学べるということは、すぐ実践に移せて役に立ちます。
例えば、Chrome拡張機能で@kai4denさんに教えて頂いた「Flickr2Tag」 。
元々ボクもFlickr派なのですが、この拡張機能を使うことにより、写真をエントリー内にさくさくと貼っていくことが出来ます。
写真を軸にしたブログの書き方
ガジェット記事は写真が多くなることが多いです。そういった写真を扱うとブログを書くのに時間がかかることも多々あります。
ブログを短時間で書き上げる、効率化するための方法論のひとつに「ブログに書く順番を意識しながら写真をとる」という話を伺いました。
写真がブログを書くシナリオ通りに並んでいれば、あとで、記事と写真の順序で悩んだり考えたりする手間も省けますし、順番に一気にエントリー内に写真を流し込めば、その合間に記事を書けばいいだけの状態になります(もう写真で流れができているので、その間に書くだけのハコが用意されているものです)。
そのためのツールが「Flickr2Tag」です。
そうなると、写真の撮り方も変わってきます。
まずガジェットの商品の概要を知り、どういうシナリオでブログ記事化するのか。そこで描かれたシナリオを元にどんな写真をどのような順番で撮るのかを決めます。無駄に写真を撮らない、ということにも繋がるでしょう。
実はこの時点でブログの文章の構成も決まってしまっているので、この場でブログを書く作業の半分以上終わっているのかもしれません。あとは細かい文言を考えて写真と一緒にアップするだけですから、実際にパソコンに向かってブログを書く時間というのは大幅に短縮化されるでしょう。
そういった意味ではこのような効率化というのは今後進めていくべきです。
ガジェット記事を書くに当たってのポイント
いくつか良いお話もお伺いすることが出来たのですが、文章にするとだるくなるので箇条書きでまとめます。
- 前述のように写真を先にいっぱい入れておくと意外に記事が書きやすい。書きたいフレーズ、コメントからどんどん書いていく。
(写真は書いている途中で不要と思えば削除してもいいし、写真のイメージからその場の出来事を思い出すツールとしての役割も果たしてくれそうです) - ガジェット動画はトラフィックが高い
- 文章で「サクサク」という感覚は人によって異なる。そういうものは動画で見せた方が早い。特に画面遷移なども有効
- ブロガーはニュース媒体と異なり書くジャンルが限定されない
- 単なる機能紹介ではなく、利用シーン(生活)に踏み込むことがブロガーの素晴らしさ
スペックなどはニュースサイトに任せればいい。細かい(例:単三乾電池(別売)を入れて使う・・・)記述を文中に入れることにより、別で電池を買う必要があるなど具体的に使うときの注意点を見せることもできる - ネガティブなことを書くときは「こうだったらいいのに」と自分なりの感想をつける
- 「できない」と言い切らない
→実は出来たり、説明書に書いてあったりする。説明書もきちんと読むこと - ソーシャルメディア時代に突入し、自分の意図しないところで記事タイトルだけが流通する。
より記事のタイトルが重要。一言でブログの中身がわかりやすいタイトルにする。 - ブログの記事タイトルは「顔」であり、大事な存在。記事を書き終わって最後に考える
- タイトルだけで釣るのを辞める。「顔」だけが良くて「性格」が悪い人とどうように、ブログもそのように評価される
- 書いている時間以外にもブログは書ける。どんなことを書くかPCに向かう前に考えておく
- 必ずいいところと悪いところを列挙する
そのあとに詳しく掘り下げる - 必ずメーカーサイトにリンクを貼る
- たくさんの機能があったときに自分の好きな機能に絞って書く。
このとき、自分のフィルターで書く。読者よりのフィルターで書くと結果的に他の人と同じ記事になってしまう
というわけで、いろいろとためになる話、まだ書ききれていないものもありますが、ボク以外の視点で書かれた記事もいくつかあるので、下記ブログパーツから見て頂ければ、と思います。