ノートンのブロガーイベントに参加してノートン360マルチデバイスの説明を聞いてきました。
その名の通りWindows,Mac,Android端末とデバイスを問わない製品というのは最近求められているものだと思います。
従来のセキュリティ対策ソフトだと、WindowsPCにはWindows版、MacにはMac版、スマートフォンにはスマートフォン版とそれぞれに買わなければいけなかったのです。
しかし、ノートン360マルチデバイスはその問題解決をもたらしてくれました。
これ1個でWindowsPC、Mac、Androidのスマートフォン、Androidのタブレットに対応
ノートン360マルチデバイスだとこれ1個でWindowsPC、Mac、Androidのスマートフォン、Androidのタブレットいずれに対してもインストールが可能です(合計で3台までというライセンスになっています)。つまり、ボクもWindowsPCとMacとAndroid端末を持っているわけですが、この製品1個買ってしまえばそれぞれにノートンのセキュリティ対策製品を入れてしまえるのである。
プラットフォーム違うものに対してそれぞれセキュリティ対策ソフトを買っていてはおサイフも辛く、比較的ウイルスが少ないとされるMacとか優先順位が低く野放しになりがちです。
ボクの場合は現状、フリーのアンチウイルスソフトをとりあえず入れていますが、それで満足しているわけではないのです。
そして野放しになってしまったAndroid端末やMacを放置していて、ウイルスに感染どころか昨今事件でも騒がれていたようなことが起きてしまえば、えん罪で人生を左右される危険性もあります。そんなことを考えれば、セキュリティ対策に関しては本当に気をつけておきたいことです。
デバイスが異なっていてもプロダクトキーはひとつ
マルチデバイスであることによって、最も機能には関係ないのだけどもユーザーの利便性が考えられたのはここではないかと思う。
それぞれのデバイス(プラットフォーム、OS)にインストールされるソフト、アプリはノートンシリーズであれども別物になります。しかしながら、それぞれのプロダクトキーを統一したことが非常に大きいです。
なぜなら、それぞれのデバイスごとに複数のプロダクトキーを管理する手間も必要無いだけではなく、ひとつのプロダクトキーなので、複数デバイスにわたる更新などの手続きも一回で済ませることができる。
複数デバイスを使って、それにセキュリティ対策ソフトを入れて使おうというユーザーにとって使いやすい状態で発売されることは歓迎されるべきことであろうと思う。
デメリットを上げるとすれば
以前のバージョンだと2台までインストール可能だとか、他のソフトでもそのような感じの物が多かった。それは自宅PCとノートPCであるとか、家族のPC2台とかそういうことを想定されてのことでしょう。
しかし時代はスマホを持つことが当たり前となり、WindowsとMac両方持つユーザーが増えていることからも複数のデバイスに対応する製品であるこのノートン360マルチデバイスは歓迎される製品になります。
ところが、個人でのその3デバイス分のライセンスを使い切ってしまうことも容易に想像でき、一家で2,3ライセンス必要なことも増えてきているのでは無いか、と感じる。それだけインターネットセキュリティ対策ソフトが必要なデバイスが身の回りに増え、一人当たりの所有台数も増えてきているとも言える。
そうなれば、マルチデバイスというのは従来よりもコストメリットがあるものの、それ以上の、ファミリーパック(ボリュームライセンス)とか出してきてもよかったのではないか、とさえも思える。
ブロガーイベントに出てきている方はガジェットを多数持っているのでそれはしょうがないにせよ、一般的な家庭でもPC+ノートPC+家族のスマホ3台とかあり得る話ではないかと思う。こういった製品群は今後期待したい。
本当はいろいろ新機能のことを書きたかったけど
それは実際に使いながらレビューすることにして、まずは今回の製品で一番印象に残ったことをこのエントリーで書くことにしました。
あと、ご担当者様の話によると「Macのノートンは重い」「ノートン360は重い」のイメージを払拭したいというような話をされていたのが印象に残っています。軽くなってきていることは毎回感じているのですが、それよりも、Macに再び無償のウイルス対策ソフトでは無く有料のノートンインターネットセキュリティを入れてみて、どのような挙動の違いがあるか、検証してみたいと思う。
素直に勧めたい製品になるのではないかと思うが、まずはインストールしてからスタートしてみます。