DR-150に添付されているこの「やさしく名刺ファイリングエントリー」。
名刺をスキャナーで読み取って、自動的に住所録入力してくれる。その正確性もそこそこあり、年賀状の宛名入力にも悩まなくて済む。
もちろん住所録として起こしてくれるので、「検索」が出来る。検索ができることにより、すぐに電話をかけたい、メールを書きたい、住所を知りたいなどを解決することができる。
でも、そういったテキストデータ以外にこの名刺画像データが保存されている。これが意外と重要だった。
それは、もちろん機械のやることなので、読み間違え、ご認識もたまにある。それを絵を見ながら修正することが可能だ。読み取り不能な名刺も中にはあるが、それは画像でみないことにはわからないので、それを元に入力していくしかない。
また、仮に自分の名刺300枚がすべてExcelに入力された状態になったとしよう。
そうすると名前をはっきり覚えている人はいいが、記憶が曖昧な人も何人かいる。こういうときこそ、名刺のイメージデータが役に立ち、対面したときの記憶と名刺のイメージ、そして名前が一致する。
名刺のイメージが記憶を引き出すフックになっているのだ。
そういう面では、名刺データを読み込んでそのままアドレス帳へエクスポートとかせずに、名刺の画像と一緒に管理できるこのソフトの有用性はあるかと思う。
とはいいつつもエクスポートしたくなるものです。
一番気になったのがiPodアドレス帳を出力ですが、
エントリー版では使えないようでした。
しかしExcelへの出力などはできるので、このソフトが付いているだけでもDR-150はお買い得だと思います。