結論から言えば、この「打たれ弱~いビジネスマンのための ゆうき式 ストレスクリニック」という本はすごく読みやすいし、ボケツッコミ(?)や内容に関連したユニークなイラストも入っており、すらすらと楽しみながら読めます。特に帯にあるような「ヤル気が起きない」方にとってもこの本に入りやすいソフトなタッチで描かれています。
「うつ」「精神科」という言葉から受けるイメージは決して楽しいイメージではありません。「ヤル気が起きない」人がそれ関連の本を読もうというモチベーションすら起きないことと思います。そんな人でも入りやすいような、アキバ的(?)なソフトなタッチで描かれており、すぐに読み終えられる、そんな効果も持っていると思います。
それでは、その中から僕が特に印象に残ったことをここにメモします。
嬉しいことメモ帳をつける
嬉しいことをどんなに小さくてもいいのでたくさん書きとめておく。
どうしてもネガティブな気持ちから抜け出せなくなったときにそのメモ帳を見ると「嬉しいことに囲まれている」 とひとつひとつが小さくても何種類もあることにより、「何かいいこともあった」という方向に説得されていく。
岩をまず入れる
自分の中でしたいことやりたいことを大きなものから入れていく。
壺の中に大きな岩のあとに小石や砂は入るが、砂で埋めた壺には大きな岩が入らない。
それと同じように日々小さな作業に追われて、自分の人生の大きな目標に費やす時間が無くなってたことにもなりかねない。
自分にとっての大きな岩は何か、と見極めて、その岩から壺にいれていき、隙間に違うことを埋めていくという順番にする。
やらないでウジウジしているより自分の信じた方向に進んでいく
飢餓感を満たすために、とにかくやる!やって失敗したほうが強い快感を得られる。
孤独のストレス
孤独の方がずっと大きなストレスになる。孤独のストレスこそが集中力を奪う。
対等な関係、頼みごとをされてすぐOKするがすぐ頼みごとで返す
対等な関係を築く、良い方法でしょうか。
重い頼みごとで無言になってしまう自分に反省。とにかくすぐ返事をしてその間に次のアクションを考えるのも手。
「手段」と「目的」
エステに行くのもジムに行くのも「手段」であり「目的」は別のところにある。
その「目的」を忘れずに行動すること!
モテたいなら、異性のいる場所に行く!ジムやエステは「手段」であり、「目的」ではない。