SlideShareはオンラインでスライドを共有することのできるサービスです。主な機能としてはブログにスライドを貼るためのタグを用意してくれたり、スライドデータダウンロードの可否を設定できたり、また知り合いをフォローしてその人のスライドが公開されたらそれを知ることも出来ます。
勉強会やセミナーなどでもよく使われていて、ボク自身も勉強会のスライドなどをよく公開してきたのですが・・・
今月に入ってから6人の方からフォローされてきて、もしかしたら、急にSlideShareのソーシャルネットワーク機能が活性化されてきているのあ、それとも単純にSlideShareのユーザーが急増しているのか、と予想しているのです。
フォローされるとメールでFollowしなよ、とお知らせ
こんな感じでメールで次々とフォローされるたびにメールがやってきます。オレンジ色のFollowボタンを押すだけでフォロー返し出来るのが便利です。
最近、このメールの頻度が増えてきたと感じています。
オンラインスライド共有サービスとしては老舗でもあり人気サービス
現在は2012年ですが、もう6年も前にリリースされたサービスなのです。
SlideShare (パワーポイント版YouTubeと呼ばれるプレゼン共有サイト) : ワークスタイル・メモより引用:
SlideShareは2006年10月にリリースされたプレゼンテーションファイルの共有サイトです。
Golgleドキュメントというサービスもありますが、一方でこのSlideShareはスライドに特化している印象があります。
そして、フォローしたりされたり、という概念がこのサービスを知って間もない頃は目新しく2年前に公開する側として使い出したときも、その機能には注目していました。
そんな中、今年の5月大きなニュースが飛び込んできました。
Linkedinによる買収
これ、すごいや、と思いました。今、両サービスともそれほど熱心に使っていないので、どのように影響しているのかはまだ把握していません。しかしながら、Linkedinを活用していく上で職歴だけでなく、これまで公開してきたスライド、というのが加わったらインパクトがまたあるなぁ、って当時思っていました。
LinkedIn、ビジネス向けコンテンツ共有プラットフォームを展開するSlideShareを1億1900万ドルで買収より引用:
「プレゼンテーションというのはビジネスパーソンが経験や知識を伝えるのに最も使うツールであると言えます。逆にいえばプレゼンテーションを通じて職業人としてのアイデンティティを示すものと言えるわけです」と、LinkedIn CEOのJeff Weinterは語る。「プレゼンテーションを通じてプロフェッショナル同士で新たな繋がりを生み出したり、より生産的で大きな成功を収めるための洞察を得たりといったことも行えます。メンバーに対して価値のある情報を提供していくというLinkedInのミッションにもまさに重なってくるわけです。SlideShareチームをLinkedInに迎えることができて、本当にエキサイトしています」。
これは買収時のリリース文の一部である。
プレゼンテーションというツールで繋がりをもたらす、というのはある意味理にかなっているとも思えます。しかし、逆に言えば、前述の通り、どんなスライドを公開してきたか、ということが、どんなブログを書いてきたか、というのと同様に重要になってくるのかもしれません。
それがブログなのかスライドなのか、というフォーマットの違いで、「公開」するということの重要さをまた、教えてくれました。
というわけで、またSlideShareでスライド公開など進めていきたいと思います。
余談・・・実はかな〜り久々にこのサービスからログアウトしました(というか、セッションとかどうなってるんだ?と思ったりw)。
ログアウト画面では上記のような画面が。そう。タブレットやスマートフォンへの対応がされているっぽいです。つまり、これからはスライドもアプリで楽しめちゃいそうな気がします。
何かの勉強会のテキストなどのスライドを通勤途上で読んだり、調べたりすることも可能になりそうな予感。これからはますます、モバイル依存が高くなりそうです。