AI時代は、一周回ってWeb APIプログラミング時代ではないか

AI時代は、一周回ってWeb APIプログラミング時代ではないか

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かつて、アフィリエイターのための Web APIプログラミング入門という書籍を書いた。2011年のことだ。
当時はWeb2.0だとかマッシュアップとか騒がれていた時代。Web APIを使って、Amazonや楽天のデータベースを扱って面白いことが出来る!ということで、マッシュアップサイトなども流行った。

当時は自分でPHPやJavaScriptを学び、これらWeb APIを使うことによって、楽天トラベルのホテル検索が出来たり、Amazonの書籍検索ができるサイトのプログラミングも出来る様になった。
一個人が大企業のデータを扱えるということだけで、当時はとてもワクワクしたし、熱中した。

当時アフィリエイト業界でもWeb APIを扱う流れが来ていて、勉強したいということでボクが主宰する勉強会に参加する人もいた。挫折する人もゼロではなかったが、多くの人が、プログラミングに触れて体験してもらうことが出来た。非エンジニアなのに。

しかし、このブームもそんなに長く続かなかった。マネタイズがやはり難しいところがある。
特にAPIで取得した商品情報をサイトに掲載していても「重複コンテンツ」のペナルティを喰らい、上位表示出来ないという悩みもあった。

いつしかボクもマネタイズできないことに気づいて、その業界から離れていったのも事実。
そうこうして、そういったプレイヤーがいなくなったと思う。

しかし、AI全盛の昨今。逆にチャンスでは?と思い始めた。
バイブコーディングに代表されるように、プログラミングスキルが無くても乗り越えられる土壌と、AIならではの回答をもとにマネタイズしていくという流れが作れるようになってきた、ところが大きい。

つまり、マッシュアップサイトは今が作りやすい環境が整っていると過言でもないし、AIがユーザーの行動をアシストすることから価値あるサイトが生みやすくなるという観点もある。

だからこそ、今がチャンスではないか、と思い立った。
もっと言えば、Claude Codeが登場した昨年末に気づいておけば良かったと1年以上経って思う。

僕自身はGoogle Antigravityを最近触っており、自律的にタスクこなして構築していってくれる状況に慣れてきている。Claude Codeより敷居が低いと感じている。
これを使って、マッシュアップできるのではないかと思っている。なので、年末年始取り組んでみようと思っている。

かつてのWebサービスAPI勉強会の仲間も、ぜひトライしてもらいたい。あの頃の知識があれば、きっと面白いものが作れるはず。

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