楽天スーパーセールでAPIを使ってPS3半額以下とか効率良く商品を探す!っていうか・・・

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楽天スーパーセール

いえ、まったく今回もセールには参戦しておりません。

昨晩寝る前にtwitterやfacebookなど見ているとこの楽天スーパーセールとやらで買えたとか重くて買えなかったとかいろいろな話が飛び込んできました。
いや、楽天ってあの画像使いまくりの長いページとか、ただでさえアクセス集中すれば重くなるのに耐えられないレベルになるなんて容易に想像つきます(それほどひどくないみたいですが)。

しかし、美味しいセール品は完売まで一刻一秒を争います。通信回線、PCスペックも多少なりとも機敏さに影響はしますが、もしかしたら、普通に楽天のサイトからWebブラウジングしていること自体がボトルネックになっているのではないかと思いました。


え、じゃあAPIで必要な情報だけ取得すればいいじゃん

ふとそんなことを思いつきました。

目当ての買い物が決まっている人は(セールの玉狙いの人)、もう、そのページを開いて準備をしているかもしれません。その人はいいのですが、楽天中をさまよって、いろんなページの商品を比較検討しながら買おうという方にとっては、重いときはストレスになり、またそんなことしている間に売り切れてしまうかもしれません。

そこで、楽天商品検索APIを使えば必要な情報(余計な縦長のページの画像たちを除いた純粋な商品情報など)だけを検索して見ることが出来るインタフェースを作れば、買い物しやすくなるのでは、と考えました。

楽天スーパーセール

1時すぎに自作楽天API系のアプリで動作確認したり、APIステータスを確認したり、また先ほどキャプチャーしたものですが、上記のようにレスポンスの状況を見ても重い時間帯はあるものの異常は認められません。

つまり、PCでアクセスするWebは重くて耐えられない時間帯があったかもしれませんが、APIでは比較的スムーズに商品検索できたのではないか、と考えられます。

これお買い物用の裏道になるけど、アフィリエイト的にも?

スムーズに検索できるとあれば、お目当ての商品を楽天内の複数のショップで比較検討することもできるでしょう。でも、APIで簡単にアフィリエイトリンクを作成できるので、これを一般向けに公開することも手ではないでしょうか。

まあ、とはいってもセール系のアプリは今までもたくさんあるのでなんともいえないのですが、次回の楽天スーパーセールに備えて準備していてもいいかもしれませんね。

APIの情報鮮度の検証

実は個人的にこれは定期的に研究テーマとして持たなければ、と思って居たのですが、楽天の商品の情報はAPI経由だとどれだけ遅延があるか、ということです。

たとえば、とあるアフィリエイトASPのデータは毎朝更新らしいです。最大で1日のタイムラグがあくことがあります。では、楽天の場合はどうでしょうか。ここではもっとも更新頻度の求められる商品検索APIで試してみました(おそらくカテゴリ検索とかは更新頻度はあまりないのでは、と思います)。

楽天スーパーセール

例えば、簡単な商品検索フォームを用意した商品検索アプリ(PHP)を用意したとします。こういうのは過去の成果物の使い回しで1,2分でさくっと作ってしまいます。

今回検証するのは毎時の大きなセール(車とかエルメスですね)が瞬時に売り切れてしまうので、それが反映されるまでどれぐらいかかるか、というのをやってみました。
APIでは商品が販売可能か?という「availability」 というパラメータを追加して「1」、つまり、販売可能な商品のみ表示としました。

16:00〜ワゴンRだったので、それの動作をみます。

楽天スーパーセール

16:00以前 API経由でも表示されている(しかし、決済画面まではいけない)

16:00ジャスト API経由でも表示されている

16:00 30秒ほど経過したころ PC版のWebで売り切れを確認。しかし、API経由ではまだ表示

16:20 API経由で表示されなくなった

その後、「availability=0」として販売可能じゃないものも含めて表示するようにしたところ、表示されており、特にデータベースから削除されたわけでもない、ということを確認しています。

結論

「一刻一秒を争うのには向かないかもしれないけどサイトが重いときのブラウジング補助手段には使える」

APIで販売可能というステータスが反映されるのに20分かかったので、API経由で検索してひっかかっても、20分以内に完売したものが表示されてしまう可能性もあるので、クリックした時点で売り切れたこともあり得ます(販売開始前のものも表示されるのに注意)。

ただ、あの長くて画像が重いというページを複数ブラウジングして商品を比較検討するぐらいであれば、さくっとAPIで取得出来る情報をひっぱって「楽天の単純な商品検索以上・楽天のショップでの商品詳細情報表示ページ以下」の情報を出力する、仕組みを作るのはありかと思う。

あと9時間あるので、頑張ってください。

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