7月に入ってから東京電力使用状況メーターをヤフーのAPIとGoogle Chartで作る方法 – [Mu]ムジログへのアクセスが増えました。これはやはり7月から関西電力や東北電力で同様なものを作りたいというニーズだと受け止めました。
そこで、これを使って少しでも節電意識の啓蒙や被災地の復興などのサイトに役立ててもらおうと思い、この電力使用状況はそれらのあくまでも機能の一部分でしかないと思いますが、微力ながらソースを提供させていただこうと小一時間作業しておりました。
基本的な考え方はそのヤフーAPIとGoogle ChartのAPIを組み合わせるということに変わりありません。というよりもむしろ以前作ったものをベースとしています。
ヤフーのAPIで東北電力と関西電力のデータも取得できるようになったので、それぞれのリクエストURLを組み立ててデータを取得しています。
使い方
電力使用状況グラフ表示サンプルファイルをダウンロードしてください。
解凍すると3ファイル存在します。
index.phpが実際に表示するPHPファイルになります。それ以外のapiconfig.phpやapifunc.phpは関数や設定がまとめてあります。これはいつもやっている勉強会のスタイルなので、1ファイルにまとめていただいても構いません。
apiconfig.phpは設定ファイルとなります。ここではYahoo!デベロッパーネットワークで登録したアプリケーションIDを入れてください。通常のWeb APIと同様にキーを取得してください。そのIDをapiconfig.php内の中に書きこんでください(わかるように書いています)。
[php] // Yahoo!デベロッパーネットワーク
// http://developer.yahoo.co.jp/
// アプリケーションID
$yahooappid = "ここにあなたのアプリケーションIDを入れてください";[/php]
レンタルサーバーや開発環境等でindex.phpにアクセスしてください(XAMPPの方はデフォルトの設定では動かないかもしれません。その場合はXAMPPでcurlやopensslなどのPHPエクステンションを有効にする方法:phpspot開発日誌という記事を参考にしてください)
キャッシュのススメ
出来るだけシンプルな形のソースで公開したかったので、キャッシュとかあまり余計なことに手を出していません(とか言いながらスマートフォン対応のjQuery mobileとか使っていますが・・・)。
このページを表示するのに3社分の電力情報のリクエストを行っているので3回APIが呼び出される形になっています。24時間に50000件アクセスが上限ですので大規模なアクセスがあるサイトでは適切にキャッシュの処理をしてください。
※公開時一瞬ですが、ソースの関西電力部分が東京電力のものになっていました。失礼いたしました(15:22)。また、上記のキャプチャーはその時のものになっておりますが、実際に現在公開しているものは正しく動きますのでご安心ください。
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