以前はWindowsユーザーで表記のこともフォルダを掘って、このファイルをいじればOKってこともわかっていたのですが、Macだと全然わかりません。ググるとMAMPでの情報が多く、その誘惑も振り切ってなんとか、MacのデフォルトのWeb共有でどうにかしようとチャレンジを始めました。
課題:「http://testweb/」でブラウザにアクセスすると自分の「サイト」フォルダの下の「testweb」を見に行くように設定する
いくつかブラウジングしてファイルの場所や修正方法を参考にして出来ましたが、あまりにもフォルダとブラウザのタブを開きすぎてカオスになったので、自分なりにまとめてみたいと思います。
1.「testweb」というフォルダを作る
自分のユーザーディレクトリの中のサイトの下が、本来のユーザーのホームページがあるところです。
この下に 「testweb」というフォルダを作り、今から行う設定でこのフォルダの中を見るように設定します。
テスト用にindex.htmlを放り込んでおくと良いでしょう。
(ボクはださいですが、Macのデフォルトのhtmlを上記の写真のように「test」とタイプしなおしたものを用意しました)
2.バーチャルホストが有効になるようにhttpd.confを修正する(初めてのときだけ、以後、バーチャルホストを増やすときは不要)
ファイルの場所は「/private/etc/apache2」。
# Virtual hosts
# Include /private/etc/apache2/extra/httpd-vhosts.conf
となっているところがあるので
# Virtual hosts
Include /private/etc/apache2/extra/httpd-vhosts.conf
と「#」を一個外します(コメントアウトを外す)
3.バーチャルホストの設定内容を「httpd-vhosts.conf」に書き込む。
ファイルの場所は「/private/etc/apache2/extra」。
例として下記のような感じ。
<VirtualHost *:80>
ServerAdmin webmaster@dummy-host2.example.com
DocumentRoot “/Users/usernonamae/Sites/testweb”
ServerName testweb
ErrorLog “/private/var/log/apache2/dummy-host2.example.com-error_log”
CustomLog “/private/var/log/apache2/dummy-host2.example.com-access_log” common
</VirtualHost>
このようにすることによりユーザー「usernonamae」のディレクトリの中の「サイト」の中の「testweb」の中が「http://testweb/」でアクセスできるようになりました。
4.hostsファイルを修正する
Windowsのときもhostsファイルを修正したのですが、これの場所が「/private/etc/」になります。
ここでは
127.0.0.1 testweb
と追記します。
5.Web共有の再起動
システム環境設定から「共有」→「Web共有」の再起動を行います。
あと追加するときはこれを繰り返していきます。
まだwebサーバー環境構築に不慣れな部分もあるので、適切な言葉や手順ではないかもしれませんが、とりあえず、Windowsでやっていたときと同じような感じでWebサイト開発ができるようになりました。
至らぬ点がございましたら、ご指摘ください。
コメント