WordPress5.7からプラグインだけでなく、メジャーアップデートも自動で行えるようになりました。
設定の変更が必要ですが、何もしなくてもWordPress5.7から5.8へメジャーアップデートされてしまうのです。
従来はアップデートの度にすることが多かった
従来はアップデートする前にバックアップ(データベースも)とって、万が一に備えながらのアップデートを続けてきました。
しかし、万が一が起きたこと、ここ2,3年記憶にありません。ほぼ問題無い、と言っても過言ではないでしょう。
(もちろん使用しているテーマやプラグインにも依存します)
プラグインもひとつひとつ更新したり、慎重を期していたわけです。そのためにかけている時間コストが仮に30分で6サイト管理しているすると、30分×6サイト=180分、つまり3時間アップデートの度に時間をかけているわけです。
それが最近のWordPressでは設定すれば、すべて自動更新してしまう、ということが実現し、3時間もかける必要もなくなってきたのです。
バックアップはすでに自動化されている
ただし、前提条件として、やはりバックアップはとっている必要があります。
最近ではプラグインによりデイリーでバックアップをとるものであったり、レンタルサーバー側で毎日バックアップをとっているものもあったりします。
つまり、実際にアップデートして事故った場合でも(数時間のラグは出てしまいますが)、そこから復元していくこともできるのです。
つまりバックアップを自動化していれば、自動アップデートの怖いところも取り除かれていきます。
というわけで、ボクは自動更新推進派
というわけで、自社サービスやメディア、このブログなど自分が運営するブログ類はすべて自動更新にしてしまうことにしました。
(すでに自動更新が動いていて問題が起きていないことも確認済みです)
もちろん、クライアントワークのサイトについては、慎重にした方が良い場合もあって、すべてに自動更新を入れているわけではないのですが、一部クライアントには導入しています。
どちらかというと、クライアントワークは特にですが、更新保守料をもらっていない場合、更新が放置されるケースも多々あり、そこで攻撃されてサイトが破壊されることのほうが致命的です。
自動更新を導入することによって、クライアントに更新の意識が無くても、どんどんアップデートされていくほうが、セキュリティを担保できます。
もちろん、従来通りバックアップ&手動でアップデートが好ましいという声も理解できるのですが、自動更新をONにしてしまったほうが運用可用性の側面から良いのでは無いかと考えます。