実は自分の会社でアルバイトスタッフの募集をしていました。
背景としては既存のアルバイトスタッフが卒業して新卒入社で別の会社に行ってしまうことなどで事実上2人の戦力ダウンとなることがある。
事実上の補充という形での募集ですが、今回はWANTEDLYというサイトを使ってみました。
なんとなくそれまでのお堅い求人サイトとの違いも感じているのですが、何よりも求人をしている会社と応募者のマッチングを良くしていこうというのが感じられるサイトであり、特にすぐ採用試験!みたいな感じでは無く、「まずは会社に遊びにいってみよう」という気軽さがあるのも特長。
なので、今回は「まずはランチしましょう」ということで、優先度の高い順にランチにお誘いしてみました。
なぜランチにしたのか?
理由①リラックス状態でお互いのことを知ること
お互いを気軽に知るということを大切にしたかったということが大きいです。
面接にすると受ける側は緊張していることが多いです。
本音で話すところを少しでも引き出そうと、面接でもあれやこれやとジョークを言ったりして場を和らげたりするモノですが、どうしても面接モードに入ったままでは、猫をかぶっている状態の方も少なくありません。
なかなか知りたいことが引き出せなかったり、本心を見ることが難しかったりします。
しかし、ランチにするとプライベートで知り合いと会ってる感じで、緊張する面接よりも何段階も精神的なの壁が下がります。
形式的な面接と違い、割とラフに話し会うことも出来るのです。
実際にやってみて、打ち解けるまでの時間がすごく短く、そして、面接みたいに形式ばっていないので、本人の隠していたもの(良いところですよ!)を引き出すのにとても効率的でした。
たぶん、今までの面接ではこれ、出来てなかったかもしれない。
そして、一緒に働くであろう、上司になるであろう、ボクのことについても気軽にいろいろと聞けたのではないでしょうか。面接では聞きにくいことも聞けるでしょうし、こちらも面接では話しにくい個人的などうでもいいことも話してしまったかもしれません(苦笑)。
理由②ミスマッチは避けたい
採用してみたら違った!とか働いてみたら違った!なんてこともあります。
まずランチにしたことによって、これは面接では無いので事前に話をして、働く内容とかどんなことがしたいのかを十分にお互いに聞いていくことができました。
そして、この人となら働けるとお互いに納得できるようなものがあってからの履歴書提出と面接です。
だって、これから受ける会社のことや仕事内容がよくわらないままに、受かるために最善を尽くして時間と気合いをかけて書いた履歴書って、100%受け止めていいものかは疑わしいし、志望動機も本当にそうなのか?って思うことが多々あります。
それほど意味のないものはどうかと思うのです。
だからこそ、お互いのことを知った上で書く履歴書のほうが方向性も明確でそこから読み取れたモノから具体化するまでの時間も短縮できると考えました。
理由③ランチは採用経費、もしかしたら効果的な投資?
ヒカリエ周辺でメシを食えばひとり当たり1,500円ぐらいでしょうか。一対一の二人で3,000円ぐらい。高いですよね。
それなりにコストはかかります。
でもこの3,000円でミスマッチを防いで無駄な人件費の支出が抑えられるとか、この3,000円でとても戦力になる方を見いだせて採用して大きな利益が出せるとしたら、とても良いことだと思いませんか。
3,000円は採用経費として済まされるかもしれませんが、コストの低い投資かもしれません。
普通に求人サイトに載せて、自社の会議室で面接したほうがコストは低いかも知れません。
しかし、この投資で面接対象者の振り分けがより効果的にできるとしたら、それは間違いなく良い投資ではないでしょうか。
特に今回、WANTEDLYのトライアルプランを使ったので、求人サイトへの広告費はゼロでこのランチ代の経費のみでしたので、かなり費用対効果が高い求人と採用結果となりました。
そしてその結果
とても良い方と出会えました。
そして、この人と一緒に働くためにはどうしたらいいんだろうと真剣に考えることにもつながりました。
本当なら門前払いにしていたかもしれない応募の方もいらっしゃったのですが、話しをしてみると、いろいろとその方の裏事情や将来どうありたいというビジョンも含めて聞けて、しかも面接では無いので、打ち解けた感じで気軽にどんどん突っ込めて聞けたのでこの人と一緒に働きたい!とう理由が納得できるレベルに落としていくことが出来たと思いました。
ランチで事前に話すのって自分はいままでやったことなかったのですが、良いですね。(逆の立場でそうやって受けたことがあったので、一度やってみたかったのですが、やっぱりこれはいいですね)
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