RSSを購読して読む習慣、フィードを消化する習慣がある人も多いと思う。
ボクもそんな感じで、毎日RSSを読むことが習慣であり、日課だった。情報収集として会社の日報に書くぐらい習慣化していた。
今日までその習慣が続いていたが、どうも最近RSSを読むメリットを感じない。
情報の新鮮さや重みを考えてもTwitterやTumblrに劣るように感じてきた。
まず接触頻度。
RSSリーダーは「よし、RSS読むぞ」と思ってRSSを読んでいく時間を作るが、Twitterは常にタイムラインの流れをチェックしたり、iPhoneや携帯などでもタイムラインを追うことが出来るので、ほんの電車で移動しているタイミングでもチェックできたりする。
これはPCと携帯メディアの接触の違いと似ている。
(もちろん、RSSリーダーにも携帯版とかありますが、あまり積極的に使うイメージが無い。RSSで読む記事がPC用サイトであることが多いからということもありそうだ)
また、気になる人のブログの新しいエントリーはだいたいTwitterに投稿されている。
RSSでもTwitterでもTumblrでも同じものを見るのであれば、わざわざ見に行こうとするコストを使うRSSをやめるのが賢明だ。
あと、重要なことは何度もTwitterやTumblrを経由してまわってくる。
それを見ているだけでもどのニュースが重要か、表示回数で見えてくる。RSSでは全部のニュースが並列で表示されているから、新聞のような重み付けが見えない、という欠点がある。それが、フォローしている人たちの間で何回登場したか、ということで、重要度を認識していくことも出来るのである。
それらを考えると情報源はもう、RSSにこだわる必要がなくなった。
というわけで、思い切ってRSSを読む習慣をやめた。毎日、それなりの時間を費やしているので、それを節約することができる。その時間でよりTumblrとTwitterをチェックしていきたい。
インターネット上のサービス、コンテンツは増えるが、いつの時代も人間の1日の時間は24時間で変わりないから、より効率の良い方向へシフトしていきたい。