気がついたら、もうスクリプトを参考書の隅々を見てあてずっぽうで順番に入れてみて、動かないショックを何度も何度も繰り返していた。そんなにショックでは無い物の負けず嫌いで何時間も繰り返していた。
そう、それは時間の無駄であるどころか、「今やっていることをきちんと理解していない」ということをしっかりと理解した。
かつて、Webの黎明期からHTMLをいじり始めた僕ですが、「たぶん、こうやれば動くのでは!?」という想像力でトライアンドエラーを繰り返してHTMLやCSSを覚えてきた。
HTMLやCSSの本もきちんと体系化された本もまだ出たところで、基本も知らずに、とりあえずあてずっぽうでやっていて、数多くの失敗と、まぐれ当たりの成功体験を積み重ねて、ここまでやってきた。Flashもしかりである。
とても正攻法ではないし、効率的でもない。でも意地でも解決してみせる、作ってみせる、という負けず嫌いの気持ち、精神はここで養われたのかもしれない。
しかし、PHPスクリプトに関してはそうはいかない。
複雑なのである。
それはHTMLを生成するためのものであり、プログラムで制御する、データベースとやりとりする、書きやすく&わかりやすくするためにPEARライブラリを利用する、テンプレートエンジンSmartyを利用する・・、最終的には書き出されたHTMLに関してもCSSが適用されてのデザインであったり、jsなどのアクションを付け加えることもある。
はい、そう。カオス状態になってきました。
しかも、それぞれの関連性をきちんと把握して管理できるからこそ、分業化ができたり、作業を切り分けたりできるものの、曖昧なまま進行してしまったために、何が悪いのかわからないことにもなりかねない。
今回の場合は最終的にはPEARのパスは正しく一部は動いているけど一部の関数が動かない、ということにぶち当たった。それがググっても一切問題解決できないのである。
何か見落としている何かが抜けている、としか思えないのですが、すでにあてずっぽうの素振りを繰り返しているだけで、負のルーチンに入ってしまっていました。
というわけで、もう一回基本から少しずつ積み上げて、階段を登ることを目指したいと思います。現在3冊ある参考書を全体的にべろべろ舐めてインプットし直していこうと思い立ちました。
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