今日ほとんどケースからあけて取り出していないトランペットを取り出して手入れをしました。
この2年ぐらいあまり楽器も吹かなくなり、世界的金融危機とはまったく関係のない個人的金融危機のため売りに出したりなど手放すことも考えましたが、結局無事に手元に残りました。
久しぶりにケースから取り出してなんとも言えない想いで胸が詰まりました。
この子たちを買ったときのその時の想いや気持ちを思い出しました。そして楽器を吹くことや音楽って自分の人生の中でとても大きな存在だった、いや、大きな存在であり続けることが最高の贅沢なんだ、と思い起こされました。
昨年もほとんど楽器を吹きませんでした。
月に一度か二度のレッスンだけで、ようやく楽器を吹くという状態でとても楽器を吹くことに十分満足できる状態ではありませんでした。
もちろんレッスンで先へ進めたことは皆無に近いです。
先月、3か月ぶりのレッスンでまた間が空いてしまい久しぶりに楽器に息を吹き込みました。
幸い音は鳴ってくれるものの、練習を継続出来ていないということがモロバレな音です。
「あの素晴らしい日をもう一度」とつい言ってしまいたくなるぐらい、もう一度演奏のステージに戻りたいとも一瞬思うのですが、継続出来ていない自分に後ろめたさをも感じます。
何よりも個人的事情で楽器を吹く世界から一度足を洗ってしまったことが続けない、という動機付けでは大きいところです。
今年はこの状況を打破できるか、完全に引退するかの境目なのではないかと思います。
変化させるのか、現状維持なのか、意思決定を