クラリネットの曲であるが、伴奏のピアノも美しい。
美しいからこそ、旋律のクラリネットの美しい音色がより映える。
クラリネットの低音から高音の両方ともの良さを感じさせるメロディ。
作曲者のプーランクはフランス6人組のうちの1人。
第一次世界大戦中から1920年代前半のパリに集い、フランス音楽の新しい夜明けを告げたグループは、ムソルグスキー等の「ロシア5人組」になぞらえて「フランス6人組」と呼ばれた。
ルイ・デュレ(Louis Durey, 1888年-1979年)
アルテュール・オネゲル(Arthur Honegger, 1892年-1955年)
ダリウス・ミヨー(Dalius Milhaud, 1892年-1974年)
ジェルメーヌ・タイユフェール (Germaine Tilleferre, 1892年-1983年)
フランシス・プーランク(Francis Poulenc, 1899年-1963年)
ジョルジュ・オーリック(George Auric, 1899年-1983年)
プーランクは両性愛者ということでも知られていたのだそうだ(どうでもいいことだが・・・)。
CDも安いので買ってみてもいいだろう。