昨日はトランペットの師匠である先生の門下生メンバーの親睦会に出席してきました。
普段は先生とマンツーマンなので、門下生と交流する機会はほとんど無いのですが、忘年会などたまに企画するだけで、貴重な親睦会となりました。
さて、ここで出会った方に強烈な印象を残してくれた方がいらっしゃいました。
その方は現在某大手企業で管理職を務められていらっしゃるのですが、会社を辞めて学校に通い、プロのトランペット奏者になるというのです。
まず、プロの音楽家というのは3歳からピアノを始めて・・・というのが一般的であり、それが常識というイメージがあります。そのせいか、オトナになってからプロの音楽家に転向するなんて夢にも思わないですし、考えもしないわけです。なぜなら、3歳からやっている人をそう簡単に越えることができるわけないからです。
でも、彼はそれをまったく気にもせず突き進んでいくようです。
もちろん年齢的なものもあって、オケなどの所属でなくトランペット教室の先生などでやっていこうとしているようですが、それでも、今から推薦を受けて学校に入って、という考え方はボクには想像もできなかったことです。
ボクは「どうせ今から頑張っても年齢的にもなー・・・」というあきらめグセがあるみたいなのですが、それを改めさせられる考え方に出会ったと思います。
早く始めるにこしたことはないけど、遅すぎると諦めて何もしないより、まずは一歩でもチャレンジしてみたほうが良さそうな気がしてきました。