最近流行のコワーキングスペースとその界隈に渦巻くクリエイティブの気持ち悪さ – ゆるふわ悪態生活。というブログエントリーでdisられていた「MOV」という洒落た場所に今日も行ってきた@wackeyです。
なぜ、ノマドワーカーは自宅で働かないのか?というエントリーも今日見かけたのですが、何故外で作業をするんだろうって考え直す良いきっかけになったので、エントリーを書いておきたいと思います。
自宅(iMac)と外(MacBook Air)と使い分けてます
自分の場合、必ず外に出る、外に出ている日ばっかりというわけではありません。体調面もありますが、適材適所という言葉にあるように外で向いている仕事と家で向いている仕事が違うし、自宅であればiMac27inchという大きいディスプレイのマシンもあるので、MacBook Airとは違うスタイルで作業をすることが出来ます。
自宅だとだらけてしまう、それは一理あるし、自分もそうです。眠気や誘惑などとの戦いもありますが、自分自身まだまだ精神面で弱い部分があるので、あえて外にでて環境を変える(置き換える)ことによって、仕事モードに切り替わる、というふうに仕向けています。
(会社員時代だったらオフィスに出勤する、ということが「その場所=仕事」と気持ちが紐づけられていた)
そして、作業面で追い込まれたとき最終的には自宅の大きいディスプレイのほうが作業効率があがる時もあるし、時間帯によっては(夜)自宅に必ずいたりするので、その時はiMacで作業することのほうが多くなります。
また、経理処理は自宅のiMac にしたソフトを入れていないので自宅でしか出来ません。
マシンスペックにいたってもそうです。
グラフィックや動画の編集は自宅iMacの方がパワーもありますし、そちらのほうが効率良く作業が進められます。逆にブログを書いたり、PHPのスクリプトを書いたりするのはどちらでもよく、MBAでも十分にこなせたりします。
このように場所とマシンの両方の要因でどちらで作業をするかを選んでいます。
自宅のネット回線がダメなので外に出る理由が増えた
事情があって引っ越しをせざるを得なくなり、引っ越ししたわけですが、光回線が引き込まれておらず結果として、WiMaxを自宅のネット回線として使うという運用をしています。
ネットワーク構成以前の問題で、インターネット回線としての帯域は良いときは5,6Mbpsぐらいなのですが、波もありますしSkypeが良好につながらないこともあります。光回線で30Mbpsとかあった時代が懐かしいです。
Web関係の作業をしているとこの回線速度は重要ですが、YoutubeやUstreamの視聴、何かのダウンロードなどをしている時などに光回線の時に比べ遅くストレスを感じます。
そしてもっとも厳しいのが、無理矢理なネットワークにしているので不安定でネットが切れてしまうことが時々発生しています。
そのような状況から、すでに自宅でのネット作業というのが快適とは言えません。また、WiMaxやイーモバイルを外に持ち出して作業してもこれと似たような状況ですが、外であれば、公衆無線LANというのがあり、逆にこちらのほうが快適な速度で使えたりもします。
つまり、外でインターネット接続を必要とする作業をするほうが良いことが多くなり、最近は通信が多い作業が多い日は外に出るようにしています(近所のカフェで拾うWi2Premiumがなかなかいい)。
コワーキングスペースも選択肢のうちのひとつ
快適な無線LANとラウンジに入っている人数の少なさと静かさ(え?)、洒落た雰囲気のCreative Lounge MOV(モヴ)に行っています。別にどこでもいいのですが、今知る限りではあらゆる条件で快適な場所として気に入っています(渋谷駅直結も大きい)。
今はワンタイムメンバー(都度1時間あたりいくらで利用する)ですが、しばらく渋谷に通うこととかになるのだれば、ちゃんと契約してもいいかな、と思ってもいます。
こういった施設の良いところは椅子がカフェに比べてしっかりしていることが多く、また電源も潤沢にあってや無線LANも安定して使えて安心して使えることです。
ノマド的にいろんなカフェなどを渡り歩くのに比べ、固定の働く場所を持つことは家以外の場所で「絶対そこでは仕事モード」という状態を作り出せることではないかと思います。そしてそれに関連して、仕事をするための環境(インフラだけでなく、交通網、例えば渋谷駅なら近くに様々な店が揃っている)が整っているので、自宅よりも生産性があがりそうだ、とも言えそうです。
個人的には渋谷や新宿、半蔵門線沿線のクライアント、自宅が田園都市線沿いという条件もあって渋谷駅というのは絶好の場所であり、拠点にしたいのです。外での仕事場所の拠点化です。
自分にとってのノマドワーカーとはその時に応じた最適なオアシスへ移動し続ける人たち
結局は仕事をする内容に応じて適材適所ということで、マシンを変えたり場所を変えたりするということを常に模索し続けたり、それに応じて最適な場所へ移動することを常に習慣づけたりすることだと思います。
「自宅」も選択肢のひとつで「自宅」が好都合な仕事、自宅に置いてあるマシン、時間帯・・・いろんな要素がありそうですが、適材適所のように働き分ければいいんじゃないかと思います。