すっかりiPhoneオンリーユーザになってしまっていたのですが、ケータイサイト構築を本気でやろうかと思えばシミュレータなどでは足りない部分も出てくる。そこで実機が必要になってくるのである。特にIPアドレスで制限されたリンク先をチェックする場合などである。
また、Felicaなんて思いもよらなかった話も出てきて、ちょっとやってみようかということもあって、おサイフケータイで一番安いガラケーを調達してきた。
調達してきたのはSH-08Bというdocomoの中でも比較的中庸なスペックのものです。ハイスペックモデルやらくらくホンになると検証端末としても微妙な感じである。また価格帯的にも端末代一括で2,980円とかで売っているので値頃感もある。
そして、Felica搭載で、先日いただいてきたFelicaシール(情報を書きこんで利用する)で動作検証にも使うことを想定している。
早速実機を通してわかったことが数点あるが、久々にガラケーを使ってみるとiPhoneでは気づかないことに気づかせてくれた。ケータイサイト作るのであれば、やはり日頃からケータイを使って使用感を認識することと、iモード公式メニューもチェックしてケータイサイト動向も見ておきたいものだと、改めて考えさせられた。
10年前、i-modeが白黒時代にケータイサイト構築をやっていました。
その後もPDA(ザウルス、Palm)などのWebサイト構築に携わってきましたが、実機での検証が最終的なユーザの使用感に最も近く、この感触を大切にしていきたい。
そして、iPhoneやAndroidとか言っている間にもケータイサイトの表現も参考になるところはないかと目を光らせておくと、別の場所で役立てることができそうだと感じたのである。