『未来創造イルカショウ』で仕事の進め方や考え方がより明確になった

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未来創造イルカショウ

2012/12/16(日)渋谷ヒカリエ8FのCOURTで開催された第一回『未来創造イルカショウ』に参加してきました。
ネット業界やアニメ業界などの方なら知っている方が並んでいて、興味を持たれるイベントではないかと思う。

そんなネームバリューから引き寄せられて何か面白そうと直感的に思い、またCreative Lounge MOV様からのご招待により参加させていただきました。

主催者の話からもあるようにこの企画自体1ヶ月前にあがり、そのスピード感でこの渋谷ヒカリエのこの場所で開催できるということ、そしてこれだけのスピーカーを揃え、イベントが開催できるスタッフをボランティア・手弁当という形で集めて巻き込んで開催されたその情熱も含めて熱いものを感じました。いや、本当にすごい。このイベントを開催することを通じてもメッセージが伝わったと思った。

脇村 隆(wackey) on X
ILCA Innovation, Learning, Creativity and ARTS #ILCA

ILCAとはInnovation, Learning, Creativity and ARTSの略だそうだ。順番等の議論もあったらしいが、最終的に「イルカショウ」と言える、ILCAに落ち着いたのはなかなかいいなぁ、と思った。

脇村 隆(wackey) on X
はじまった!第一回イルカショウ。イルカがいない・・・?これから未来をどう考えていこうか、について賛同したメンバーが集まってできた #ILCA
脇村 隆(wackey) on X
飯野さん「個人的な話と社会的な話を同時に考えるタイミングがやってきた」「この集まりをはじめようとしたきっかけ。「未来」話すごとが少なくなってきた。将来こんなことをしたいとか未来を語る場がない。それがきっかけ。未来想像」 #ILCA

「未来を話すことが少なくなってきた。」この言葉本当だろうか。
「将来こんなことをしたいとか未来を語る場がない」とも続きます。

他の参加者の方とも終わった後で話していたテーマですが、夢や希望、目指したいものがあるが、実際は目先のこと、例えば目の前の生活のことに追われて、本当に純粋に未来をどうしていきたいかを具体的に考えて行動する機会が無くなってきている、という意味合いに近いのでは無いか、という話をしていました。
夢や希望は持っていても、それを誰かに話す、行動に移す、つまり動き出す、ということが今の世の中少なくなってきたのかもしれません。

脇村 隆(wackey) on X
Twitterを日本で流行らす仕事をしたあと、倒れてしまった。その後復帰して同じ仕事してダウンしてを繰り返し、これは何かと。本当に自分が作りたいものを作れないことがストレスになったのか。何をしたいかを考えた結果がILCA。 #ILCA

この言葉はボク自身もそうだが身の回りの人にも本当に考えていきたいことではないかと思う。
何か精神的におかしくなることは、相当本来の自分がやりたいということを封じ込んで、時にはそれをごまかしてでも目先のことをこなしていくことしかない、ことなんではないかと思う。もちろん、それがライスワークとして重要であればそれはそれでしょうがない。しかし、それは長続きはしないだろう。
ボク自身、好きなことや挑戦したいことがあって現在は独立したけど、正直まだライスワークも少なく無い。というかほとんどかもしれない。だけど、自分自身が好きなことをやって対価を得られるような、そんな仕組み作りには前向きにはチャレンジしたい。

脇村 隆(wackey) on X
学びのツールが変わってきた。イノベーションをやる人は数が少なくても良かったが、今の社会は工場の中に人もいらない、イノベーションが必要。クリエイティブ。自分で一生懸命考えてパッションがある人が必要。今の教育システムに足りない。 #ILCA
脇村 隆(wackey) on X
コラボレーションしながら、やりながら必要な人を集めていく。これは学校では学べていない。ゲームとかクラブ活動で学んでいる。学びたい人間、学びたいという気持ちにするステップ、チームワークしていく。 #ILCA

MITメディアラボ所長の伊藤穰一さん。教育の場を変えていこうとしている。

昔と今では日本の産業構造も違うし、ここでは語られていないが工場も海外に移転したりしている中、日本国内においては工場で働く人よりも何かを作り出すイノベーションを起こす人、クリエイティブが求められてきている。日本の学校教育にはそれがないとのこと。
チームワーク、コラボレーション的なものはサークル活動などで学べるが、こういったことを実現するためのことは学校教育ではまだまだなされていないようだ。

脇村 隆(wackey) on X
愚問が多い。やったことないだろ症候群、コネあんのか症候群、人気商品、サービスの真似しなきゃ!症候群、ユーザー数が増えたらおいで症候群、本当に成功するのか症候群(知るかよ!w)。これは冒険なんだよ! #ILCA

投資家などに話をするときにも多いが、まわりの知人などに新サービスを宣伝するときにもこのような愚問が多い。

確かにそれは心配事かもしれないが、新しいことは誰もやったことがないことだからこそ新しいことであり、それを否定することも実はできない、という軸も自分の中では持ちたい。

脇村 隆(wackey) on X
やりかけから見せていきましょう。 スピードが重要。 はじめることから終わらせよう。 社是は「お前が考えるより早く動け」 #ILCA

特にスピードが大事。出来てから、または満足した仕上がりのものを見せても意味が無い。
できあがりのものから見せていって、意見を集めて改修していくほうが、よっぽど顧客視点の意見を早い段階でインプットして良いものができそう。

脇村 隆(wackey) on X
「失敗」と言われる。この言葉を無くしたい。見えない壁が日本中に拡がっている。本当の失敗はすべてを諦めて辞めた瞬間。 #ILCA

失敗は成功の対義語ではない。本当の失敗はすべてを諦めて辞めた瞬間とのこと。
成功している経営者も実際は失敗を数多く積み重ねて成功の位置についている。就活でも「失敗したくない」というアプローチでは成功は掴めない。失敗しなければ成功とは限らないのだ。

脇村 隆(wackey) on X
リリースする前から情熱を出して仲間を作っていく。テレビゲームはこもって作っていくが最近のインターネットの進め方が違う。途中でどんどん出して意見を聞いていく #ILCA

昨今のWebサービスの作り方とも考え方が通じるものが似ているが、とにかく途中段階でもアウトプットを出していって意見を吸い上げていく。完成するまでまったくお蔵入りな状態では無く、外に出して鍛えられながら作っていくというスタイルはもはや定着しつつもあるが、忘れがちなこと。

とはしおりましたが、いくつか気になったポイントを抜き書きしてみました。
未来というキーワードのイベントでしたが、むしろ、仕事の進め方や考え方において、大きな影響を受けた時間になったと思います。

本日はありがとうございました。

この記事を書いた人

iPhone/MacBook Air/Apple Watchユーザー。
2006年よりブログを書き始め、現在はちょっとした効率化をテーマとしてブログを投稿中。

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