最近のiMacとMacBook AirはMini display portが装備されており、それで接続することによりサブディスプレイとして使うことが出来ます。
つまり、普段は小さい(?)MacBook Airの画面でモバイル作業をしていても自宅やオフィスではiMac27inchの巨大なディスプレイに接続して、それをサブディスプレイとして使えるわけです。
どのようにして、これを実現したのでしょうか。それはたった3,000円に満たないケーブルの投資だけで実現します。
参考文献(公式):27 インチ iMac (Late 2009 または Mid 2010) を外部ディスプレイとして使う
結論から言えば、Mini display portからMini display portにつなぐケーブルが必要なのですが、Apple公式製品には無く、サードパーティ製の製品が必要です。
具体的にはこの製品です。これは上記公式のページでも紹介されているものです。
ボクはこれで接続を確認できています。
さて、実際に繋げてみるといきなり、ミラーリングではなく拡張デスクトップとして表示されました。ここの設定はあとで見直すとして、とりあえず、iMacは起動中の状態でないと使えない、という点に注意してください。外部ディスプレイとして使っている間はもっぱらradiko再生専用マシンとして使っています(笑)
iMac側のデスクトップでcommand+F2を押すことにより外部ディスプレイモードを解除してiMacを普通に使えるようになります。
さて、拡張デスクトップ仕様になっていたのでその調整をしてみました。左右が逆になっていたので「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「調整」でドラッグアンドドロップし、プロジェクターを使うときと同じように設定していきます。
ミラーリングはできないこともないのですが、iMacの解像度では出来なさそうなのが残念なところですが、デスクトップが拡張するためのものでもあるので、そもそもあまり必要ないかな、と思います。
というわけで、わずかな投資で外出先では軽量で薄いMacBook Air、自宅では大きなディプレイのiMac 27inchがMBAの外部ディプレイとして活躍します。iMacだけでもいろいろできるのですが、ストレージとして利用したりVMWare等の環境を置いたりモバイルでは無いところにその力を発揮していければ、と考えています。