先日、パナソニック株式会社主催のVIERAとDIGAで実現する「スマートAVライフ」ブロガーイベントに参加しました。昨年「パナソニックお部屋ジャンプリンクでどこでもテレビ」というエントリでも書いたように、「お部屋ジャンプリンク」に関連した新製品の提案だと思っていましたが、今回はそれ以上のものを感じました。
テレビの役割は受動的なものから能動的なスタイルへ
テレビは昔から家にあるもので、今でもテレビを置いている家は多いでしょう。最近はブラウン管から液晶テレビになり、さらに地デジなどの動きもあればインターネット接続が可能なテレビも出てきました。私が買ったテレビもだいぶ前のテレビですが、アクトビラに対応していて、インターネット経由でオンデマンドで映画などを見ることが出来たのを衝撃的に思っていました。
しかし、それらの機能搭載は当たり前になり、最近ではYoutube視聴なども可能になったのですが、今回登場したVIERA Connectはいわゆるアプリケーションをテレビに追加して楽しめる、という昨今のスマートフォンやタブレットのような使い方ができるようになっています。
例えば、Youtubeを閲覧するのもアプリで可能ですが、twitterやfacebook、UstreamやSkypeのような最近のインターネットでは欠かせないようなサービスをテレビを通じて利用することが出来るのです。また、ゲームも各種あり、ショッピングもヤフオクなんかもテレビならではの大きな画面を使ったUIでとても楽しく買い物などが出来そうな感じでした。
特にradikoもアプリとして出ているので、テレビでラジオが聴けるのです。当然インターネット経由のラジオですから、通常のFMラジオに比べればノイズも少ないクリアな音質で楽しめます。テレビでラジオって?という感じですが、映像を切って音のみの出力にして消費電力を抑えるという機能もあるので、リビング用のラジオ再生機器としても良いのでは無いでしょうか。J-waveとか流しながら本を読んだり、料理したりなどBGM代わりに使えそうです。
そして、このVIERA Connectはデベロッパーサイトがあるのでアプリ提供会社もどんどん増えてくるのでは、と期待しています。
プレイスシフト&タイムシフトがより便利に!
テレビ番組を録画して後で見る、タイムシフト視聴は昨今のHDDレコーダーの普及だけでなく二番組同時録画などでずいぶんと常態化していると個人的には思います。
お部屋ジャンプリンクはさらにリビングで録画したものを自分の書斎でネットワーク経由で見ることが出来る、という機能を提供してくれるものでした。これだけの機能でも昨年感動したものですが、今回は「家じゅう録画一覧」という機能が追加されていました。これは家中の対応HDDレコーダーに録画されている番組を一覧で取得出来るものです。これにより、どの部屋にいてもその一覧さえ見れば、自分の録画した見たい番組をすぐに探し出せそうです。
無線LANが便利だ
無線か有線かという選択肢もありますが、やはり個人的には利便性をとって無線にしたいものです。配線の手間もありますが、ただでさえケーブルが多くなりがちなテレビ周辺のケーブルは減らしてすっきりさせたかったり、部屋の掃除で移動させるときも関係するケーブルが少ない方が手間もありません。
以前は無線LANルーターが必要でその設定だけでも敬遠されがちなものですが、今回は家のインターネットネットワークに入れずに単独で親機モードにして他の機器と接続する機能が提供されています。これなら以前より家庭に導入するハードルが低くなったような気がします。
ぜひ、タッチアンドトライイベントでお試しを
ブログでの紹介は少し遅れましたが、今月3月11日まで六本木ヒルズ ヒルサイド2階 ヒルズカフェでタッチアンドトライイベントを開催しています。この便利さは体感しないとなかなかわからないものですので、一度、後お試しを。