視聴覚を「1台」で提供する究極のモバイル機器
そんなメッセージから始まった本日のブロガーミーティング。
ニュースで発表当時はそのビジュアルからインパクトがありました!
その話題の製品を本日、実際に手にとって触ってきました!
3つのFree ~ Style Free , Time & Location Free , Link Free
この3つのフリーというそのコンセプトそのものがこの製品の強みでもあり特徴である。逆に見た目だけで勘違いしてはこの製品の本質が理解できないかもしれない。
特にオールインワンというのは大きいかもしれない。iPodなら本体とヘッドホンと必ずセットになっているが、この製品はこれだけで完結して使うものである。
コンテンツ達は?・・・UPLINK(コンテンツ用配信システム)、UP link(付属ソフトウェア)
気になるのはこれで利用できるコンテンツです。
なんとニコンがこの製品のためにコンテンツ配信のプラットフォームを構築していくのです。
例えば、12月に向けてダウンロード型コンテンツ配信を開始らしいです。
コンテンツ配信用サーバーをたててインターネット&無線LAN経由でこの製品にダウンロード。
またその他、ダウンロード不要のストリーミングサービスUP streamというサービスも提供される模様。
肝心の気になるその装着感は!?
まず、こんなものをつけてみたことがない!というのが最初の感想です。
そのせいか、画像を見るファインダーを前後上下調整するのには最初戸惑いましたが、「あー、こんな感じに見えるのか!」と。
装着して意外と鮮明でしっくりとくるように調節できる。
片目で見るって出来るのか?
会場にいたメンバーは最初は「両目開けてみるのは難しいのでは?」という声があがっていた。確かに最初は戸惑い、慣れない感じが否めない。
しかし、両目を開き、少しファインダーを下に下げて情報を見るようにする、という意識を集中させることにより、見やすくなる。利き目のほうが見やすい。この感覚はやってみないとわかりづらいが、10分、15分と見ていると相当慣れてきます。
片目で見る映像と、両目で広がる現実をオーバーラップさせる
この言葉にこの製品の世界観を見出した気がします。
視野はリアルの世界、でもこのファインダーの中には別の映像コンテンツが流れる。単純に渋谷をiPodで音楽を聴きながら歩く、とは違う一段階上のレイヤー、つまりビジュアルも一緒に視聴しながらのリアルな視野が体験できる。
それは一瞬クールに感じられるものですが、逆にイベントなどで美人コンパニオンがこれを装着して、ファインダー上を表示されるテキストを読みあげる、という使い方にも納得する。ちょっとそれもカッコイイ。
ちなみにケータイのように横から覗きこんだりすることはこれでは不可能だ。そういうことを考えると機密事項を扱うビジネス用途の携帯メールやPC画面をこれで見ることができる、などという使い方も面白いかもしれない。
ちょっと参考情報!利き目の見分け方
利き腕と同じように、「利き目」ということに気づかされました。
指でモノを指出して左目閉じて、右目閉じて見たときに指が正しく指されている時に開いている目が利き目です。
こういう商品を使わない限り、知ることのない知識ですが、そうやって利き目を見分けることを初めて知りました!
事業アイデアプランからスタート、実現に至るまで
8年前のアイデアからスタート。事業アイデアプランで出して実現に至る。
当時のプレゼン資料(2000年4月)を元に当時のアイデア、考えを見せていただく。当時は特許などを調べていたが、会社が認めていたのか認めてないかは謎。
ヘッドマウントディスプレイと言えば映画などにもあり技術的には枯れている。そこからやりようがあるところから「やってみれば」というところから2002年秋ぐらいから専任でスタート。6年かけて製品に!
そういう話を聞けばこういうアイデアと情熱があれば、このように実現するものだ、という勇気を得たような気もします。
なぜニコンか?
レンズであるとか製品の質感。ニコンだから!というのに一同うなづく。
例:一眼レフのような質感
ちょっとここのところはもう少し書き込みたいが、最後に思うのは、技術者の方から直接お話しをお伺いできたこと。やっぱり広告で綺麗に語られているものと違い製品を開発した方から直接お話しをお伺いすることから感情というか製品に対する想いなどは伝わってきます。こういった場をいただいたことを感謝いたします。
また改めてレポートします。
とりあえず、即日の記事として、以上をアップします。
(ニコン様、AMNアジャイルメディアネットワーク様ありがとうございました)
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プロモーションサイト:
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コメント
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