ScanSnap Cloudで感じたスキャナーの革命

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ScanSnap Cloud発表会

11/25(木)、ScanSnapユーザーカンファレンスということでお伺いしました。
スキャナーはどちらかと言えば、使う方だと思っています。

名刺から書類(会社の請求書控え)なども割とスキャナーに入れる方です。
どちらかというと、紙の書類の整理がへたくそなので、取り込んでEvernoteで検索するほうが運用としてはラクだと思っています。

そんなスキャナーとの活用を始めたきっかけはこの時。2010年だから5年前!

ScanSnap S1100 タッチ&トライイベントに参加しました | [Mu]ムジログ

このScanSnap S1100も持ち運べるということでMacと一緒に持ち歩いていろいろと活用していたことを思い出します。

サランラップの箱より小さいScanSnap S1100でA3用紙をスキャンする | [Mu]ムジログ

このセットを吹奏楽の練習場に持っていて、その場で楽譜をスキャンしていたことも思い出しました。

このScanSnap S1100も持ち歩ける本当に画期的な製品なのですが、気がつけば新製品も登場し、そしてこの日発表された新サービスが出てくるとはまったくも思ってもいなかったのです。

ScanSnap Cloudがスキャナーの使い方の概念を変えた!

スキャナーから直接クラウドに保存する・・・言葉で表現すると簡単なようですが、劇的な変化ですよ!これは!

 

ScanSnap Cloud発表会

この絵にはPCはともかくスマホやタブレットなども登場しません。
この絵にはPCはともかくスマホやタブレットなども登場しません。

大事なことなので2回言いました。

そう、スキャンするのにもうすでにPCやMacがそこになくていいのです。PCを起動したり、タブレットの電源をONにしたりとか、まったくそんなことは必要無いのです。

そのままスキャンしたら“どこかに”保存されるのです。

ScanSnap Cloud | PFU

「ScanSnap Cloud」※とは、コンピュータやタブレット、スマートフォンを使わずに、 様々なクラウドサービスにスキャンデータを直接つなげるサービスです。

まあ、これが、Evernoteとかに普通に保存されるなら、それはそれでいいなぁと思ったのですが、この次の機能がヤバイです。

キャンした原稿を「レシート(領収書)」「名刺」「文書」「写真」の4つの種別に自動的に判別し、お客様がご利用するクラウドサービスに振り分けて保存します。

おいおいおい!スキャンしたものに応じて勝手にEvernoteとかGoogleドライブとか保存先を変えてくれるって!

そう、スキャンして、「どこに保存する」という設定もする必要がないのです。

そして、すごいのはこれですね。すべてのScanSnapではないけど、既存の機種iX500,iX100ユーザーをお使いの方は今お使いのスキャナーをそのままでこの機能を使えるのだという。

ScanSnap Cloud発表会

これ、あとで開発の方にお話をお伺いしたのですが、これらのスキャナーを発売した当初はこのサービスを想定していなかったのだとか。

ハードが先に世に出ていて、あとでソフトでこのサービスを追加するというのは肌感覚としてもとても難しいことのように思えるのです。だって、スキャナーと言えばこれまでPCやスマホなどと接続する前提ですから、ここまで画期的な革命を起こすことをソフトでやってのけるのは凄いことなんです。

その革命をもう一度絵で振り返ってみましょうか

ScanSnap Cloud発表会

スキャナーの使い方ってこうだよね、という従来のフロー。
別にこれが当たり前でした。

この5段階の操作が、1段階になるのです。
それって省略しすぎじゃないですかー!!と言ってしまうぐらいに、手間が省けるのです。

結果としてこれまでスキャンするときにそれなりに「これからスキャナーでスキャンしてあれはEvernoteに保存して整理するぞ!」という気合いを入れることなく、さっとスキャンしてしまえば終了なんです。

これは、スキャナーの利用頻度が高くなる上に、すべてをスキャナーで取り組んでクラウドに置いてしまうことが、病みつきになりそうです。

あと、こんな機能も。

ScanSnap Cloud発表会

そう、スキャンした時の内容から自動的にファイル名付けてくれます。
今まで謎のファイル名でPDFが作成されていたので、スキャンしてらすぐに「ファイル名をリネーム」という作業を手で行っていたのです。
これを忘れるとイチイチファイルを開いて「これなんだっけ?」という確認が必要だったのですが、その必要がもう無い。

勝手に内容に合わせたファイル名付けてくれる。これはやばい。

あと、個人的にワクワクさせてくれたのは、これ。
特にボクはEightの名刺管理をちゃんとしたくて、Eightに対応したScanSnapを買おうとしていた矢先でした。

名刺を一元管理したいんだけど、Eightをスキャナーで利用したいと思ったらScanSnap欲しくなった | [Mu]ムジログ

連携するサービス、いきなり11個も!

ScanSnap Cloud発表会

ScanしたらEvernoteとかだけでなくEight、その他クラウド会計サービスなんかにも自動的に取り込まれるという。

恐ろしい。

今までEvernote一本だったけど、これからは名刺を取り込めばEightに保存されて、レシートを取り込めば会計系のサービスに取り込まれるという。

なに、これ、こわい。

というぐらい画期的な変化なのです。

個人的に気になっている連携サービスはこれ。

ScanSnap Cloud発表会

実は家のレシート(家計簿管理)も会社の経費管理もしたくてどうやって管理しようか悩ましいのですが、これなら、絶対に家計簿をつけない我が家でも気がついたら出来てる、なんてことになりそう。

私は自分の会社も経営しているので名刺管理と会計ソフトとの連携も特に気になっています。

ScanSnap Cloud発表会

ScanSnap Cloud発表会

話を聞けば聞くほどどうかしてる、と思うぐらい、急にスキャナーの使い方が大きく変わったことを知らせてくれました。

いやぁ、これは活用するのが楽しみです。

 

そして特筆すべきことは最後の抽選会でScanSnap iX100が当たったことです。もうこれはすぐに活用モードです。ありがとうございました!

そしてついでにこれ買っちゃう。

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