最近、自宅ではM1 MacBook Airをクラムシェルモードで使うことが多い。
MacBook歴は10年以上と長いはずだが、クラムシェルモードで使うことがほとんど無かった。それは何故かという理由と、そのメリットデメリットを解説しておきたい。
発熱しなくなった
これまでのMacBookシリーズでクラムシェルモードを使ってこなかった理由のひとつに、「発熱」がある。
ファンがブンブン回るほどそこそこの温度で発熱されている部分と、クラムシェルモードでディスプレイが密着するとディスプレイに不具合が出ないか心配だったからだ。心配症だというところもあるかもしれないが、これが原因で鮮やかなディスプレイが壊れたら困る。
そういったこともあって、クラムシェルモードを利用してこなかった。
ところが、M1 MacBook Airになってからというものの、発熱がほとんど気にならなくなった。
ファンも回ったことがない(というか、Airにはファンがそもそも搭載されていない)。
発熱しなくなってクラムシェルモードを使わないという理由がひとつ無くなった。
4Kディスプレイになって、画面の広さに満足
もうひとつクラムシェルモードにしなかった理由のひとつが、ディスプレイが必要だったからだ。
HDディスプレイやWQHDディスプレイにつなげても、少しスペースが物足りないと感じる。だから、本体のディスプレイスペースもサブディスプレイとして有効に利用した。
こうしたデュアルディスプレイ運用になれていたので、クラムシェルモードにすることは考えにくかった。
しかし、4Kディスプレイになってからというものの、4Kディスプレイのスペースで十分用が足りることが分かってしまった。つまり、サブディスプレイとして開けていたMacBook本体側のディスプレイはほとんど使わなくなっていた。
つまり、自分に必要十分なディスプレイスペースは4Kということで、それで満足したのである。
メリット
デスク上が広く使える
上記写真のように、ディスプレイの下に台を置き、その台の下にM1 MacBook Airを収納している。
つまり、デスク上が広く使えるのだ。
ディスプレイ間の視線移動が無くなる
本体と外付けディスプレイのデュアルディスプレイ運用していたのが、ひとつのディスプレイだけになったので、視線の移動が減ったことが挙げられる。
つまり、これにより疲労も削減されていると思われる。
お気に入りのキーボードとマウスが使える
クラムシェルモードにすると必然的に外付けキーボードとマウスが必要になるが、これは逆に言えば、お気に入りのキーボードとマウスが使えるということでもある。
これを機会に疲れにくい、であるとか使いやすい、であるとか自分が好きなキーボードとマウスでMacライフが楽しめます。
デメリット
Touch IDが使えない
クラムシェルモードになると、Touch IDが使えなくなります。
これまで指の指紋ひとつで、パスワード入力を省略できたものが、いちいち入力せねばならなくなった。これは地味にストレスである。
でも、そんな時はこの外付けキーボードを使うと良さそう。
Apple Touch ID搭載Magic Keyboard (Appleシリコン搭載Mac用) – 日本語(JIS) – シルバー
本体内蔵カメラが使えない
Web会議などが発生する度に、外付けカメラをもっていない、私はMacBookを開いている。
そう、クラムシェルモードでは本体内蔵カメラが使えないのだ。
もしクラムシェルモードで使い続けるならば、外付けWebカメラがオススメだ。せっかくなので内蔵のものよりも解像度が高いものを選んで見るのもいい。
その他内蔵マイクや内蔵スピーカーもどうなんだ、という話もありますが、それも外付けの機器を買えば、快適に過ごせるのではないでしょうか。
まとめ
そんなわけで、クラムシェルモードで使うようになってきました。
外付け機器への投資が必要になりますが、それは逆に言えば、本体内蔵のものよりもより自分の使い方にあった機器を選択できるということです。
これで快適なMacライフを過ごしましょう。
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