Amazonマーケットプレイスで売れたらいくら手に入る?

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最近ヤフオク以外にAmazonマーケットプライスを利用して読まなくなったor読み終えた中古の本を売っています。ブックオフよりも高値で売れることが多いので重宝します。

なんとなく適当に販売価格を決めて売っていたのですが、振り込まれた金額の根拠がよくわからない(というかちゃんと読んでから始めろよ!って感じですが)。ヘルプの手数料と価格設定を軽く読んでもいまいち設定した価格と実際に手に入る金額、送った後(送料を払った後)手元に残る金額の関係がよく分からないので、ちょっと噛み砕いてみました。

要は手元にいくら残るねん?ってところが知りたいのです。
ヤフオクは送料を別途、売れた金額に上乗せして振り込んでもらうことが多いのでその違いに戸惑っています。



ある本を出品した事例を元にして計算してみます。

出品価格:¥800
数量:1
マーケットプレイス手数料(売れた場合):(¥300) (国内配送料)
配送料(売れた場合):¥340 (国内配送料)
入金額合計(売れた場合):¥840 (国内配送)

まず「手数料と価格設定」のページを確認します。

AmazonマーケットプレイスTMの手数料

当サイトは、出品された商品が売れたときのみ手数料を請求します。その時点で、購入者から販売価格を集金し、¥100の成約料と販売価格の15%(エレクトロニクスについては、¥100の手数料と販売価格の10%)と、商品カテゴリーごとに定められた一定額の料金を差し引き、その残りを出品者のアカウントに計上します(注意:プロマーチャントの登録者は¥100の成約料が免除されます)。さらに、発送にかかる配送料も一定額支払われます。(購入者からお支払いただいた配送料にも一部手数料が含まれています)

というか、ひとつの文章が長すぎます・・・。
というわけで、今回噛み砕いてみることにしたのですが。

まず「出品価格:¥800」というのは決めた出品価格です。お客さんはこの値段に配送料¥340を加えた金額をAmazonでクレジットカード決済することによって支払います。Amazonさんはその金額を集金してくれる、ということになります。

次にお客さんが支払った(集金された)価格からAmazonから差し引かれる金額があります。箇条書きで整理すると
・¥100の成約料
・販売価格の15%(エレクトロニクスについては、¥100の手数料と販売価格の10%)
商品カテゴリーごとに定められた一定額の料金
の3点があります。
出品価格が800円なので差し引かれる金額は¥100(成約料)+¥120(販売価格の15%)+¥80(本の場合の配送料から差し引かれる金額)=¥300となります。

つまり、
お客さんが払う金額(Amazonが集金する金額)は800円(出品価格)+340円(配送料)=1,140円
出品者が手に入れる差し引かれた金額は1,140円(お客さんが払った金額)-300円(Amazonが差し引く手数料等)=840円(入金額合計)
となります。

800円の本を売った時に手に入る金額が840円となりますが・・・、ここから送料をねん出しなければなりません。
仮にメール便160円の送料を使った場合、680円が手元に残ります。送料は送付方法や本の厚さなどによっても変わりますので注意が必要ですが。

と考えると複雑ですが、ざっくり800円で出品すれば手取りは680円ということになります。
買い手としてはその800円に340円を足した金額を支払うわけですから、1,140円支払うことになるのですが、定価が1,500円の中古本なので、まあいいかと思うかもしれません。

ここまで噛み砕いてみると買い手の心理になって価格設定してないことに気づきました。買い手の心理になると出品価格に340円加わるわけですから「新品価格-340円-中古で落ちる価値」をイメージして出品価格を決めたほうがいいかもしれません。

そして、実際に設定した出品価格より低い価格しか手元に残りません。でも、ブックオフで売るより高く手残りの金額があるような気がします。

そのバランスが難しくも面白くもありそうです。
ヤフオクは売れるまで金額がわかりませんが、自分が中古書店の店長と思えば、販売価格を決める醍醐味がありますね。

この記事を書いた人

iPhone/MacBook Air/Apple Watchユーザー。
2006年よりブログを書き始め、現在はちょっとした効率化をテーマとしてブログを投稿中。

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