70年代音楽とその時代ならではの“おっぱいバレー”

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4月18日から公開されたおっぱいバレーを見てきました。

普段、あまり映画を見に行く機会が無いのですが、不純な動機か(笑)、ちょっと気になった映画なので見に行ってきました。

実話をもとにした映画とのことでしたが、時代背景を考えると共感できるのは11PMを知っている世代、つまり自分たちより上の世代なのかもしれません。とはいえ、おっぱいは時代が変わってもオトコのロマンなのです。

実は公式サイトを事前に見ていませんでした。

もちろん最近は公式サイトによって、うまくプロモーションをしていこうという動きがみられるのですが、ボクはこれでストーリーの流れを理解してしまっては、その流れが楽しめなくて楽しみが半減すると思っています。なので、今回純粋にその時代背景を想像しながら楽しむことができました。

映画が始めって間もなく、音楽が少し古い、もしかして70年代音楽?と思わせるようなBGMです。そして、綾瀬はるかが務める寺島美香子先生役が住む部屋の冷蔵庫を見て確信しました。これは昭和40年か50年かそこらの時代のストーリーであると。

そして、エロ本と11PM。

これはこの時代ならではものでしょう。深夜の学校の中のテレビでこっそりと見る姿は今の中学生にはわからないかもしれません。世の中だけでなくインターネットという環境自体がもはや、その文化を消し去ってしまっているのです。

(個人的には関西のサンテレビでやっていた「おとなのえほん」という深夜番組が印象に残っていますw)

ここまで奮闘して成長していく、その原動力はおっぱいの希少価値にあったのかもしれません。今はググれば終了。その価値感というものが違うものにシフトしていっているような気がします。

とは言え、何かの目標に向かって頑張るということ自体は、時代が変わっても変わらないのです。ネットで便利な世の中になっても頑張る、負けた時の悔しさ、それは変わりません。

おっぱいバレーで泣く場面は無いかもしれませんが、ボクはボロボロと泣いてしまいました。

弱小部活が一生懸命頑張って成長していく姿に共感したし、自分もそういう経験をしてきたので、その頃のことをも思い出させてくれます。

そう思えば、「スウィングガールズ」や「ブラブラバンバン」に通じるものもあります。

それより、この映画の中で流れるBGM。

「オリビアを聴きながら」「卒業写真」・・・。70年代人間にとって刺さる音楽を持ってきましたね。そして70年代ならではのストーリーでした。

綾瀬はるか、という配役がいろんな意味で素晴らしいですね。

2009年4月18日(土)公開映画「おっぱいバレー」公式サイ

おっぱいバレー〈2〉恋のビーチバレーボール編 (リンダブックス) (文庫)

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この記事を書いた人

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2006年よりブログを書き始め、現在はちょっとした効率化をテーマとしてブログを投稿中。

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