昨日ですが、友人が出演しているということで、演奏会に聴きにいってきました。
ファミリーコンサートということで、未就学児の入場もOKという演奏会でしたが、それよりも、クラシック音楽を理解しやすくするための仕掛け・演出がなされていたことに感動しました。
それは、入場したときに「どうぞご覧ください」という声掛けで始まった、展覧会です。
絵画はその日に演奏される曲の情景を描かれているものであるが、それぞれの絵を描いた方の個性のみならず、創造力に感心いたしました。
私たちは通常、曲目のタイトルを聴いてイメージできることは直感で思い浮かぶイメージでしかありませんが、彼・彼女たちが描いたその絵は、それだけでなくもっと深く、また思いがけない気づきを与えてくれるような、インパクトのある絵でした。その絵から受ける曲のイメージも深みがかかり、演奏を楽しくできることができます。
そして演奏曲中に随時語りが入るところも、その音楽のストーリーや背景と実際に聴いた音楽と照らし合わせることができるという流れでしたので、すっと自分の中に飛び込んでくるようでした。
こういった新しい聴かせ方などに代表される付加価値は今後重要視されてくるのではないでしょうか。