トランペットレッスンの先生が出演しているということで、先月開催されたタッド・ウインドシンフォニー ニューイヤーコンサート2009に行ってきました。
今回のプログラムは吹奏楽を古くからやっている方(30代前後?)にとってもオイシイ選曲なんではないでしょうか。
音楽監督・指揮の鈴木孝佳さんは現在は米国ネバダ大学ラスベガス校教授らしいのですが、実は日本人初の米国吹奏楽界の頂点、ABAの正会員だそうです。知らなかったのですがプログラムを見て「へぇ」と思いました。
さて、コンサートの感想ですが、全体的に落ち着いた大人の吹奏楽というイメージでしょうか。
個性を強調するよりも協調している、そんなまとまりのある良いバンドという印象を受けました。とても聴き易かったです。
初めて聴いた団体なのですが、良い演奏だったので1枚CDを買って帰りました。
特にアルメニアンダンス・パートIは、吹奏楽でよく演奏されているのでだいたいこんなテンポというイメージがありますが、ここの演奏はすごくゆったりとしていて、でも間抜けな感じではなく落ち着いた響きを聞かせてくれたと思います。
2009年1月16日(金)19:00開演 杉並公会堂大ホール
祝典序曲/ドミトリ・ショスタコービッチ
ザ・シンフォニアンズ/クリフトン・ウィリアムズ
ロマンツァ/ジェームズ・バーンズ
朝鮮民謡の主題による変奏曲/ジョン・バーンズ・チャンス
「ベンハー」序曲/ミクロス・ローザ
シンフォニック・プレリュード/アルフレッド・リード
カウボーイ/ジョン・ウィリアムズ
吹奏楽のための組曲第二番/グスタフ・ホルスト
アルメニアンダンスパートI・アルフレッド・リード