昨晩、NHK-BS2でSOUND+1スペシャル「吹奏楽スペシャル2009」という番組が放映されました。
番組内容
北海道から鹿児島県の徳之島まで、全国から集まった吹奏楽のアマチュア100人が練習を重ね、プロと夢の共演を果たした。取り組んだのは、クラシックや ジャズ、ポップスなど4曲。年齢も仕事もバラバラで、中学生まで含まれるという参加者たち。初めて出会っての練習から、晴れ舞台に至るまでの道を、それぞ れの人間ドラマを交え、ドキュメントしてゆく。~東京厚生年金会館~
ゲスト:工藤重典 、須川展也 、金聖響 、伊東たけし 、角田健一
一人のアマチュアの演奏者としては、これだけのスペシャルゲストが揃うというのは、有り得ないぐらい特別な機会だし、そして、北海道から鹿児島まで全国から集まって演奏することも有り得ない。
「有り得ない」ということが実現してしまう、それだからこそ「スペシャル」なのである。
この番組ではオーディションで選ばれたメンバーは夢が実現するというドラマがこの番組で描かれている。
この番組を客観的に見て思ったことは、やはり100人いれば100人分のドラマがあるということ。
ボクも吹奏楽団に参加してやっていたのですが、やはりひとりひとり別のドラマを持っていると強く感じていた。だからこそ、今回の番組は取り上げられたのは数人と言えども、そのドラマ模様が最後の本番の演奏で100人のドラマの結集としてまとめられるのであります。
それにしてもわずかな練習回収ではあるものの、初回の練習から比べると上達ぶりがずいぶんと違って見える物である。
「客観的に」と書きましたが、私も実はこそっとそのうちの一人として参加していたりします。実際の現場を知っているからこそ、主観的なものも入ってしまいますが、ボクは同じ様な体験を来年も吹奏楽が好きな誰かがしてほしいと思っています。来年も同じように100人の新たなメンバーが集まってコンサートのステージを作ってほしいと願います。
いろんな事情があって吹奏楽はもうやめた、もうやらないだろう、という状態が続いてたかもしれません。
でも細々と続けてきて、こんなに大きなステージにたてるとは思ってもいませんでした。続けると、いいことがあるんです。骨太に続けられなくても、続けていればチャンスはつかめるんです。
そんなことを教訓として得ました。
なお、この番組を昨日見逃したとしてもNHKオンデマンドで11/23まで配信されているようなので、それでチェックしてみるのも良いかもしれません。
NHKオンデマンド SOUND+1 スペシャル,「吹奏楽スペシャル2009」
番組公式サイト:NHK「Sound+1(サウンドプラスワン)」