先日発売された「マンガでわかるアフィリエイト 」が届いたタイミングで年末休みに入ったので早速一気に読んでみました。
まえがきにもあるように「マンガだったら多くの人に読んでもらえるのではないか?」という狙いがあり、おそらく書店に並んだときも「マンガでわかる」と言うキャッチで手にとってもらいやすい本になるのではないかと思います。
マンガのみ読んでいても気をつけなければいけないことがわかる
昨今のアフィリエイト業界でも問題になっているのが悪質な情報商材。
いくらネット上で啓蒙したりしても、また本として出したとしても、それが必要な人に伝わらなかったら意味がありません。
「マンガ」という読みやすさが、活字だけのページを読まなくてもマンガでその問題点に気づいてもらえる、という点が好感触です。
もちろん、もっと知りたい人のためのテキストのみのページもしっかり書かれていて、気になる著作権の話とか薬事法の話にも触れられていますし、興味があるストーリーの後にあるテキストのみのページでしっかり理解が深められる構成になっていました。
ノウハウではなく事実
世の中の多くの人たちが求めることが多いのは、成功するためのノウハウでしょう。
だからこそ、悪質な情報商材という形になってそこのニーズに合わせた商売をしようとする人たちも出てきてしまいます。
もしかしたら「ノウハウ」を期待して本を買う人も少なくないかもしれません。
私はアフィリエイトのノウハウを持っていない
(p.210)
著者のあびるさんはこの点を正直に書かれています。
「へこたれず試行錯誤して数打つ才能」だけがあるのかもしれませんが、・・・(略)
それが事実なのかもしれません。
本書ではアフィリエイトを取り巻く環境とこういうものだという事実をベースに書かれているものではないかと思います。
そして、「サイト運営だけで食っている」ということやその背景が事実として存在することを本の流れからもくみ取ることが出来ます。
とにかく一気に全部を読み終えることができる読みやすさ
ちょっと気合い入れて本を買ったとしても、積ん読になってしまうことが多々あります。
この本はマンガだからこそ、一気に読んでしまえます。気になることがあれば、本の随所にテキストで解説されていますし、そこからその内容について自分で調べていけば良いのです。
そういった指針を読者に読みやすいフォーマット、つまりマンガで編集してもらえているということに価値がある本だと感じました。
正月休みですし、1時間でさくっと読み終えて、新年の目標を立てていくのも良いのではないでしょうか。