この本を最後まで読むのにずいぶんと時間がかかってしまったが、最終的に読み終えて思ったことは「人間ってすげぇなぁ」ってことです。
「世界知」と「生活知」、「偶有性」などの言葉が出て、それぞれの言葉の意味や関係性を丁寧に解説した上で生き方などを示唆してくれるような、そんな流れと感じた。
「自分」を離れて世界を見つめる
この本に書かれていることと少し違うかもしれないが、自分の感情で作られたモノと客観的に見た事実は異なるものである。
「ディタッチメント」や「パフォーマティブ」という言葉の持つ意味を理解するところまではまだいってないと思いますが、視点を変える、という意識は常に持っておきたいと思います。
コントロール不可能性を認める
ある程度は自分の努力や意識で人生を切り開いていけるかもしれないが、自分の努力でコントロールできない世の中の事件や環境の変化というものはある。そういえば自分自身も風邪をひいたり病気をするなど完璧にはコントロールできていません。
それを考えれば、あらゆるものはコントロールできないものだ、と認めることが大事である。そこから根拠はないけども大胆な行動を生み出すことができれば、結果として何かリターンが生まれるでしょう。
人生は一度きり。動かないよりも動こう。
ちなみに最近のドル安の為替相場や宝くじの抽選結果は自分の感情や思いをいかに強くしてもコントロールできないってことは、きちんと認めよう>自分(笑)。
自分の感情や思い強くするだけではリターンがありません。うじうじしているなら、掃除でもしましょう>自分(笑)。