読書感想文:ブランディング22の法則

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ブランディング22の法則 by you.

ブランディング22の法則 は1999年に出された本であるが、今読んでみても色あせた感じはないし、読んでいてフムフム、と論理的に納得させられる内容である。

ちなみに私が手にしているのは2008年3月の第14刷とのことだから、10年近く支持され続けてきた書籍なんだ、という感想を持った。

まず、拡張の法則。

ボクのイメージでは事業の拡大(多角化)という名のもとに、この本で言うラインの拡張化が行われ、それがブランドを強くするものだと思っていたが、それは勘違いではないか、とこの本で気付かされる。

これ、個人的なものにも当てはまるのですが、HTMLができます、Flashができます、Webディレクターできます、プランニングできます、営業できます・・・と職種を広げてきたものの、そういう視点でみると自分はいったいなんなんだろう、というところで疑問が強くなってきています。

このブログもそうかもしれない。とりあえず書きたいことを適当に並べて、整理してスクラップアンドビルドして、未だに雑食の域を抜けないのですが、「ムジログはこんなブログだ」と言い切れるようなイメージも定着していない。

あと、形状や色調にもつながるこのサイトのロゴであったり、その辺のこともデザイン上ではおざなりになっている気がする。

個人的に5年ぐらい前に「新ゴB」がマイブームだったため(笑)、それを引き継いでいるが、実際の人格はそんなガッシリな感じでもないし、自分自身もちょっとフェミニンなところもあるかもしれない。

そう考えると、ブログ本体の性格、というか内容と見た目の不一致とかも感じる。

ただ、当初ブログを命名したときの4文字へのこだわりとか、音の響きという視点では、ある意味正解に近いかもしれないし、そこを正しくブランディング(というか記事の一貫性とかも!)すれば、成功だったのかもしれない。

そんなこととか22の法則が秘められているこの本ですが、サブブランドの考え方や、カテゴリーについての考え方など幅広く、ブランディングにおける注意事項的なことが事例とともにまとめられている。アメリカ人ではないので、アメリカの製品には馴染みがないので想像しにくい部分があるものの、なんとなくわかるものはある。

そういった感じでブランディングに関して、やや客観的な視線で学べるものの、これをパーソナルブランディングという言葉に落としたときに、本当に今の自分自身が痛すぎるとも感じる。

メインブランドを失って、サブブランドをむやみに立ち上げて、自分自身を弱まらせている自虐的な・・・w

ということで、少し整理する作業が必要だ。

もしかして、自分自身の自己紹介をする時の「キャッチコピー」を考えるときに、相当な産みの苦しみを体験するかもしれない。

この記事を書いた人

iPhone/MacBook Air/Apple Watchユーザー。
2006年よりブログを書き始め、現在はちょっとした効率化をテーマとしてブログを投稿中。

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