読書感想文:決弾 最適解を見つける思考の技術

決弾 by you.

「死ぬかと思った」

それはこの本に挟まれていた出版社の広告である。死ぬかと思うぐらい忙しいころは、本当に最適な決断をくだせていただろうか、と今までの人生を振り返ってみると、そうではないことも多々気づかされる。

この決弾 最適解を見つける思考の技術は「暇」の重要性を気づかせてくれた一冊ではないかと思う。

ntroduction

Chapter00 決弾 determination

選択肢が過剰な時代

決断とは捨てること

良い決断をするには心のゆとりが必要

暇を作って、経験値を高めておく

第三の道を探せ

仕掛品を作っておく

「明日死んでもいい」そんな決断を重ねる

Chapter01 男女 affection

異性にモテない

配偶者に不満

親の干渉が激しい

同性愛であることを隠すべきか

Chapter02 親交 communication

友だちができない

人間関係に悩む

知り合いと距離をおきたい

人付き合いが苦手

人付き合いせずに生きていきたい

友だちがお金を返してくれない

パーティが苦手

口下手を直したい

Chapter03 楽習 education

勉強しないといけないのに、ついついゲームをやってしまう

大学に進学すべきか

子どもが勉強しない

資格を取りたい

英語を勉強すべきか

子どもに英語を学ばせるべきか

効果的な英語の学び方

ブログに何を書く?

コピペはいけないこと?

Chapter04 仕事 occupation

就職と音楽のどちらを選ぶ?

正社員になりたい

ベンチャーと上場企業

正論が通らない

起業する自信

会社に箔をつけたい

「十年泥のように働けばいい」というのは本当か

上司に嫌われている

職場の不正を見逃すべきか

先輩が仕事を教えてくれない

パソコンが苦手

仕事ができる人になるには?

努力が評価されない

プロとは何か?

暇がない!

成功するために必要な条件とは?

才能は必要か

要領良くなれない

Chapter05 育児 cultivation

いじめ対策

学生だが、出産すべきか

子どもを持つべきか

子どもの障がい

他人の子を叱る

子どもにゲーム機を与えるべきか

子どもに携帯電話を持たせるのが不安

子どもを好きになれない

子どもの叱り方

子どもが引きこもっている

Chapter06 人生 from conception to termination

親の期待が重い

やりたいことがわからない

自分探しが止まらない

都会に行くべきか

生まれながらの格差

1人暮らしをすべきか

未来に希望が持てない

家族が心を病んでしまった

持ち家か賃貸か

遺伝子組み換え食品が心配

世の中は結局コネ?

仕事術は自分で見つけるもの?

親の介護が大変

Addition 対弾 v.s.勝間和代

「知的生産のサバイバル術」

Conclusion

書棚 Information

感情をニュートラルにする。それは実に難しいことであるし、たぶん感情に振り回されている時はそれにさえ気づかない状態に侵されている。

コーヒーを飲んで一休みしたとき、シャワーを浴びた時、感情がニュートラルに近づき冷静に判断や考えがまとまることがある。

ボクは勘違いしていたのかもしれないが、生産性を上げるということは、常にアウトプットを出し続けていく、そういったものだと思っていたが、暇を作り出すための生産性向上という考え方が足りなかった。

生産性をあげることによって、暇な時間を作りだし、その暇な時間で感情をニュートラルに近づける。その時にようやく最適な決断を下しやすい環境になり、失敗もしにくくなる。

たぶんずっと忙しい人はずっと選択肢を間違えていて、永遠に忙しいのかもしれない。

そういうボクも最近は暇である。

春、4月の太陽の日光を浴びていると、何か目先のことに追われること自体がすごく馬鹿らしく思える。この暇な時間のおかげでこの本を読めたことが、なおさら考えを改めされるチャンスになったことか、と思う。

過剰な選択肢を捨てる勇気はまだ僕には無いかもしれないが、バンバン頭の中の妄想で描いている選択肢をふくらませるようなことは辞めないと、おかしくなってしまいそうだ。春だし。