固定IPアドレスはどこかの固定IPオプションがあるようなプロバイダーと契約して家(もしくは会社)に回線引かなければいけないものだと思い込んでいましたが、いまどきはSIMカードで手軽に調達できる時代になっていることに驚きました。
契約したのはインターリンクのSIMカードです。
1GBまで高速プランだと月額1,350円でデータ通信量1GB込みで固定IPも持てるので、モバイルルータやスマホにこのSIMを指して手軽に固定IP接続が出来ます。
固定IPってどんなときに使う?
昔、固定IPを使っていた時代があるのですが、それは自宅にサーバーを立てるとかそういう遊びをするとき。
最近ではセキュリティに厳しいサーバ環境に接続するときや、何かコンテンツを更新したりするときに企業側のセキュリティで固定IPからでないと接続出来ない、などがあるようです。
そんな時に、今までは自宅が固定IPじゃないから、とか固定IP導入出来そうにも無い、などの理由でそういう仕事が受けにくかったのですが、これでコストも下げてそういった場所への接続が容易になります。
モバイル出来るのは大きい
仮に自宅のインターネットが固定IPアドレスが使えるようになったとしても、当然ですが外出先からのテザリングやモバイルルータは違うIPアドレスになってしまいます。
しかし、SIMカードだと、スマホやモバイルルータとして持ち歩けるものに刺すことで固定IP環境を作ることができるので、休日の旅行先や外出先などでもすぐにいつでもどこでも同じ固定IP環境で接続して作業ができるのです。
場所を選ばなくなる点は非常に大きいです。
安い
別の会社の固定IPアドレスが可能なSIMカードも見つけていたのですが、固定IPアドレスオプションが「7,500円」だったのですよね。1GBのデータ通信量もインターリンクの1,350円より高い2,000円。これを足すと「9,500円」なんですよ。高い。1,350円とは天と地の差ぐらい高い。
(SIM|固定IP使える|OCNモバイルONE for Business ただし最大速度が375Mbpsと早いが、インターリンクも最大150Mbpsと十分なのではないか)
インターリンクなら、1,350円(1GBの場合)だけでいいのです。安い。
まさしく時代が変わったな、と思った瞬間でした。
「家に固定IP用意できないなら、SIMカードで用意したらいいじゃん」
そんな時代なのです。
SIMカード2枚刺せるスマホに2枚目として入れっぱなし
とは言えども、SIMカードを持ち歩いて、それをその時だけ入れ替えるのはとても面倒だし、小さくて飛ばしてなくしてしまいそうで危険です。
どうせなら、専用のスマホかモバイルルータにそれを設定しておく野も良いのですが、最近は2枚のSIMが刺せるスマホがあるので、それに刺して、必要な時に切り替えて使う、という方法も良さそうです。
僕の場合はOPPO Reno AというAndroid端末に格安SIMカードに2枚目のSIMとして、このインターリンクの固定IPアドレスが使えるSIMカードを使っています。
デュアルSIMはそんな時に役に立ちます。
インターネットを通常の格安SIMから固定IPアドレスのSIMに切り替えて、テザリンクすればMacから固定IPでサーバーまでつなぐことができるのです。普段使うときは、また格安SIM側に戻せばいいのです。
抜き差しする手間がないだけでもストレス低減できるので、もし固定IPアドレスのSIMカードを使うときはデュアルSIM対応のスマホを合わせて用意すると良いかもしれませんんね。
OPPO Reno A ブルー 【日本正規代理店品】 CPH1983 BL
というわけで、固定IPアドレスを用意しないといけない状況だったので、この方法で用意してみました。