いつもタッチアンドトライといったイベントで、新製品のデモや実際に使ってみたり体験をさせていただくのですが、今回のはごくわずかの機能に絞ってのイベントだったと感じました。というのも、主要機能の説明を聞いて3Dの撮影がメインでちょっと触ってみたという感じだったのですが、パンフレットなどを見ていると、想像以上に機能が豊富なのです。Androidケータイをガラケーにとことん近づけた感じです。
ガラケー文化で育ってきた我々にとっては、やはり、ガラケーならではの機能に使い慣れており、スマートフォンに移行して、「え?その機能ないの?」とガックリくることが少なくない。そんな中で、ガラケーには必ずあったような機能もいくつか搭載されている。Androidをうまく日本風にアレンジしまくったという印象さえ持ちました。
例えばケータイメールにあったようなフォルダ振り分け、迷惑メール振り分け、送信予約メール、シークレットフォルダーなどがそうである。そう、スマートフォンになってからこれらの存在をうっかり忘れてしまい、うかつに変なメールのやりとりも出来なくなったのである(苦笑)。
それから手書き入力。
シャープと言えばZaurusというイメージがあるので、高い入力精度が期待できます。フリック入力は今では当たり前のようにやっていますが、年配の方やこれからスマートフォンを始める方には敷居の高いものです。そこで精度の高い手書き入力があれば、どれだけスムーズに移行できることでしょうか。デモを見ている限りでは無問題と感じました。
この手書き入力も単にGoogleで検索するときだけでなく、普段の電話を使うときの電話帳で検索する時にも使えます。「指で字を書く」というのはもしかしたら、フリック入力の対抗馬として確立されても良いのではないかとさえ思いました。
手持ちのiPhone,Androidと並べてみたのですが、ほんの少し大きく感じます。それも4.2inchのワイドディスプレイとツインカメラなど部品が大きい影響でしょう。しかし、ボディ自体をラウンドフォルムにして持ちやすくすることで、そのデメリット部分を払拭しているようです。そのためか、持った感触は異なりますが、極端に重いとかでかいとかを感じさせない作りでした。
さて、ここまで書いておいて悩ましいのが、他にも特筆すべきことがあることです。3Dで写真も動画も撮影させていただき、データも持ち帰ってきました。いざ、みようと思ったら、3Dの環境が無い・・・。どうにかしたいなぁ、と思うので少し考えることに。
それより、このスマートフォンは上の写真でもうっすら見えるようにおサイフケータイ搭載です。
ワンセグなんかも見れます。もう、ガラケーの特徴的なことがてんこ盛りな感じです。
そんなガラパゴスな状態の上にさくさくと動くAndroid2.3、そして独自のUIの導入で使い勝手も向上しています。フォントもモリサワフォントだとか、ツインカメラで精度の高い3D写真が撮影できるとか、2Dモードで撮影準備中に3Dで撮ると良い風景があれば「3D」をリコメンドしてくれたりとか、リフレクトバリア構造で乱反射を招かなくなってディスプレイの黒が締まったとか、HDMIでテレビに表示したりとか、DLNAでテレビに写真を表示したりとか・・・
それだけ盛りだくさんの話をしていたのですが、これはほんのわずかなことだったのです。
6/4(土)発売。カタログでも店頭でもいろいろと見てみると良いでしょう。
3Dとかまだ時期尚早に見えるかもしれませんが、意外と使ってみたら面白いものです。裸眼で3Dを見れるので、友達と一緒に見たりとかそういうことも出来るでしょう。
できればもう少し触って理解したかったなぁ、というのが心残りです。しかし、ここまでつくりこんでくるところに驚きました。同じAndroidでも全然違うんだ、という強い衝撃を受けました。
AQUOS PHONE SoftBank 006SH:SoftBank スマートフォン | ソフトバンクモバイル
い、今サイト見て気づいたのですが、赤外線まで。。。ケータイ定番でiPhoneに無かった、あの赤外線まで・・・。これで電話帳交換の時に仲間はずれにならなくていいかも?