いろんなところで議論され、今さら感もあるが、匿名ブログか実名ブログか、今後どうしようかとここ数日考えてみた。
きっかけは、あすなろブログの執筆者募集で本名でブログを書くことが前提と考えたときに、会社の規定に引っ掛かるのでは、と思った。
さらにそれに追い打ちをかけるように、先日のAMNブロガー勉強会でも「ダダ漏れ」と「匿名ブログのススメ」と極端に対照的な(?)話を聞いて、再度深く考えさせられた。
とは言え、「匿名ブログも実名ブログも、リスクはそれほど変わらない」ということも同意だし、すでにブログなどで交流している方とは本名が入った名刺でご挨拶させてもらっていたりしますし、ブログのプロフィール欄がすでに顔が映っていたりするので(笑)、すでに本質的には“実名ブログ”なんだ、ということに気づく・・・。
すでにやってしまったものはしょうがない、と割り切りこれからを考えてみることにした。
実名ブログで公開し続ける
これがまず大前提。やってしまったものはしゃーない(しょうがない、の意味by M氏)。
その上で、
本名とハンドルを使い分ける
使い分ける意味がないことは理解している(リンクなど追跡すればわかってしまう)
ハンドルは匿名ではなく、すでに特定されたものだと思う。
なぜ使い分けるかというと「検索エンジン対策」(違う意味での)のためだ。
本名でのパーソナルブランド発信
本名であれば、「検索」してすぐにどんなブログを書いているかバレてしまう!!いや、見つけてもらえる(笑)。
バレると逆で見つけてもらう、と考える。
「○○○○(本名)」はどんなやつだろう?ググってみよ!というユーザーに対しての答えをブログで見せられたら、と思う。特に自分の名前は同姓同名はいないはずなので、自分ということが特定しやすい。「田中太郎」だと、どの検索結果が求めている「田中太郎」なのかわからない。
特定されやすいことを逆に利用するのだ。
また、ここでいうユーザーとは取引先、友達、昔の同級生、職場の仲間・・・etcが考えられる。リアルでの付き合いがある人に対しての表向き(オフィシャル)のパーソナルブランド、名刺代わりのブログを発信することが可能だ。
ハンドルでのパーソナルブランド発信
二重人格ではないが、ハンドルではオフィシャルとは別のプライベートな、やわらかい(ゆるい)タッチでのブランド発信をしようと思う。
逆に「わっきぃ」や「wackey」はほかにもたくさんいるので、ハンドル名だけでの検索での特定は少し疑問が残る。
とは言えども、ネット上で知り合った人たちは「わっきぃ」や「wackey」が先行してイメージに残っているため、そのキーワード+「音楽」とかでほかのブログが見つけられる可能性はある。
「オフィシャル」と「プライベート」の対比、意外性・多面性の発信
本名のブログを知ってもらったときに「実はこういうブログをやってまして・・・」ということでオフィシャルとは異なるプライベートの面を見せることができる。
これは意外性・多面性をもってもらうことで、より記憶に残りやすい、ものだと考える。
「ずっと**なブログを読んでたけど実は++だったんですね!」なんてサプライズを仕掛けることも可能かもしれない。
実名だからこそなおさら気をつける
というわけで、本名と固定ハンドルでのブログの書き方を分けて考えてみたが、実は楽しんでやれそうな気がしてきた!表向きの顔と本質と!そのギャップを読者にも自分でも楽しんでみようと思う。
そして、いずれにせよ、実名なので、決して自分、身の回りの人間、会社に迷惑をかけないように、読者の視点にたって、ブログを書けるようになっていこう!と宣言。