脳と気持ちの整理術 by you.

脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書 250)という本を読ませていただきました。
この本は、なんだかやる気がしない、どうすればいいのかわからない、気持ちを安定するには?と思う方向けの本であり、ちょうど私も時と場合によってそうなりがちなので、とても参考になった。
その件に関しては一説だけ取り上げて五歩先でなく一歩先という名前であすなろBLOGにも投稿させていただいた。

 


アプローチが「やる気とは?」など能書きからではなく、具体策として「前向きな自分をつくる」というところから入っており、そこから本書のタイトルにあるように「意欲・実行・解決力」に沿った展開となっている。 流れはスムーズで読みやすいと感じた。
読みながら、今抱えている問題を少しずつ解決していくのも良いかもしれない。

とにかく書き出してみること

「見えない敵」という言葉がとても理解しやすい。
日頃不安になったり憂鬱になったりするときは、実はこの見えない敵によって混乱させられていることが多い。頭の中だけで解決しようとするから、大事なことが具体化できず、見えない敵とごっちゃになって現実が的確にとらえらなくなり、感情が入り余計と混乱させてしまう。そして、冷静な判断も出来なくなる。

まずは具体的に何が気になるのか書き出してみること。書きだすことによって優先順位が決められ、順次終わらせる順番通りに実行するのみである。ここまで落とせるとずいぶんとスムーズに物事が解決することを実感できる。

出力は「出力+再入力」という作業

こうやってブログにこの本のレビューを書くことも、実はもう一回本書に目を通し直して確認したりすることがある。つまり、ここでアウトプットすることは再び同じものをインプットすることであり、それが記憶が強化されます。
勉強や読書など入力するものはインプットに注目するのではなくアウトプットベースで考えた方がより有益になるので、こうやってブログに書いていくことは自分の記憶強化のためにも良いことであることを再認識する。

制約があるからこそ、良いアイデアを生み出せる「制約を自分に課す」

「とりあえずブレスト!自由に発言して!」と言われてもなかなかアイデアが浮かばなくて苦慮することが多い。「脳は無限の選択肢ある状態に耐えられません(p.142)」とあるように、そのような状況に置かれると何もとがったアイデアが浮かばず漠然とした無難なものしか出てこないかもしれません。

たいてい、仕事でコンペなど行うと予算や期限などといった制約があります。
その制約があるから無限の選択肢からいくつかの選択肢に絞られます。

ちょうどそれはGoogleやYAHOO!などで絞り込み検索しているのと似ているのかもしれません。
そういった意味では、自分自身何か考える時に、あえて制約を自分で課し絞り込むことで、そこでとがったアイデアが浮かぶのでは、と考えます。

まとめ

最近のライフハック本などに比べると古風なタイトルっぽく感じるかもしれませんが、どちらかというと実践的で例えもうまくとりあげらていて、読みやすい本ではないかと思う。
文庫本サイズなので、ちょっとしたタイミングにちらっと読んで考えてみるのも良いだろう。