この本を知ったきっかけは、【開催】ネタフル x シカマケ = ブログデザイン勉強会【募集】からで、参加するにあたってこの本読んでおかないといけないだろう、と思ってAmazonで即買いしました。
あとから知ったのですが、その勉強会の課題図書にこの本が含まれていました。ちょうどタイミング的にも良かったようです。
さて、この本から得られた自分に対しての最大のギフトは「デザインは資産であり、利息をも生む」ということ。そして、マーケティングに関してもビジュアル(視覚)の視点から考えさせられる部分があり、「自分は今、とてももったいないことをしている!今すぐブログのデザインも真剣に真正面から考えなければ!」という意識にもさせられました。
この本は読みやすく、すっと入ってきて、デザインという概念も挿絵で例を提示して言葉で表現できない感じることも適宜入っており、この本のデザインからも言いたいことを伝えられている、そんな風に感じました。
また、ここ最近読んだ本の中では付箋紙がたくさん張られた本でもあります(ボクは本を読むときは「うんうん、そうそう」とうなずいたところと、気づきを得られたところに付箋紙を張る癖があります。)
さて、冒頭にも書いた通り、ボクは資産という考え方をもっていませんでした。
正確に言うとデザインとかロゴに価値はある、一貫した世界観でブランディングをする、というぼんやりとしたことは仕事の経験上で持っていましたが、デザインをすることに対するその重み、責任というのをなおさら強くさせてくれたのかもしれません。
忘れていたものを戻してくれました。
現に、このブログは昨年までMTでやっていてそれなりにカタチにしてきたのですが、WordPressに1月中旬に移行してから、技術的なこと(プラグイン設定とか)が先行してしまい、「デザインは後から」と軽視するようになってきたこと。そのことを大いに反省させられるきっかけになりました。
今年の個人的な目標、「完璧主義を捨てる」という考えからデザインは完璧でないけど、この形で当面はブログを書き続けようとしていました。そうしているうちにも、このデザインが、ブログの読者にどのような影響を与えているのかを忘れ去る結果になっている、とこの本を読んで、その気づきとリマインドをさせてくれた、と思います。
また、このブログの現在のデザインはとりあえず、テンプレートをひっぱってきて、ぬり絵はしたんだけど、最近強く感じている違和感の理由もわかった気がします。HTMLのタグの使い方ひとつもそうですが、階層的にとらえたときに矛盾をきたしていると感じる部分があります。
いろいろポイントとして感じたことはありますが、勉強会に入る前にこの本に出会えたことを感謝します。
(余談:この本を読んでさきほどまで歩きながら、こんなデザインをしてみたい、という先行した妄想と、自分のブログがあんまりにもぼやっとしていることを反省していました)
コメント
wackyさん、ご紹介ありがとうございます。
>こんなデザインをしてみたい、という先行した妄想
ぜひ、12日にお聞かせください。愉しみにしています!
お読みくださり、ありがとうございます!
妄想が勉強会を通じて、光るものにしていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。