東日本大震災直後のNHK生中継の恐ろしさとtwitter

あの瞬間の恐ろしさとその後の継続的な余震、そしてまだまだ行き渡らない被災地支援、原発事故、復興問題と続く。

忘れてはいけないのが、その当時。
twitterでも東京勤務だとわかるメンバーが「これはやばい」「結構強い揺れだ」「長い!」といったようなツイートを中心に今まで感じていた地震とは違うものを感じていた。

そして、その後のNHKの報道が生中継であり、そして今回の津波の恐ろしさをなんの編集も無く伝えており、すさまじい。

20110311

岩手県釜石市。津波の被害の大きいところのひとつで、NHKの中継でこんな画面が繰り広げられていた。まさに、何台もの車が流されている瞬間なのだ。

大津波なんて映画の中でのイメージしかなく、スマトラ島も実際はその被害の跡しかちゃんと見ていない。しかし、現実に同じこの日本という国の中でこのようなことが起きているということに大きな衝撃を受けた。

しかしtwitter上では地震発生直後、テレビを見て情報を得ている人とそうでない人では津波のインパクトの伝わり方は違っていた。すぐさまこの写真をツイートした。
それにより、テレビを見ることができない人も、この画像を見て危機感を抱いたのだろう。

その後、考え方を変えさせられる映像がまたもやNHKから流されてきた。

20110311

先にも述べたが、映画のような大津波のようなイメージしか持っていませんでした。
津波はこのように田畑がある農村地帯に「波」というよりも、海水の塊としてどんどん上陸して侵食していくのである。そして恐ろしいことに炎と一緒に上陸して引火していくのである。
「津波=海水」というイメージだったが、ここで考えを改めさせられた。

そう、沿岸近くの漁船の燃料、重油や車のガソリンそういったものが混じって、また何らかの衝撃で引火して、燃えて流されていくのだ。流れていくのは海へではなく、津波とともに上陸する方向へ流されていく。つまり、陸地上の家屋などを燃やして火を広げる可能性が高いのだ。
津波は火災を引き起こし広げることもある、ということを改めて知って置かなければならない。

そうすると、「逃げる」しかないのである。

この非常事態に対して、ボクは風邪でしばらく寝込んでいてあまり使っていなかったtwitterで積極的にNHK等で得られたニュースを発信し続けていた。
twitter上では残念ながらデマも流されたが、通話発信規制のある電話と違い、情報を拡散し伝達するという一定の効果を得られていると感じた。

そして、政府もこれを機に続々と公式アカウントを開設しているのである。
そう、まさにtwitterが政府もが非常災害時にも使うインフラとなった瞬間だ。

mixiやfacebook、その他様々なインターネット上のサービスもその役目を果たしているが、twitterほど、スピード感と次々と流れてくる情報量の多さは無かったと思う。
しかしながら、情報過多という問題も残した。デマよりもましだが、RTをフィルタリングするなどして防げるが、欲しいRTが取得できない、なんてこともある。そういったことも考えて未読RTとかもあると良いなぁなんていうことも思った。

というわけで、この衝撃は風化させる前に書き留めておこうということで、今、こうやって書いている。現在進行中の問題もあります。
しかし、twitterを初めとするインターネットというのは、インフラとしては強いものと感じた。電力は計画停電、水道も気にする方はヨウ素の濃度とかいろいろあるかもしれない。携帯電話は災害時にはつながりにくくなり、被災地へは特につながらない。
インターネットはバッテリーとネットワークさえあればどこでも情報をやりとりするインフラである。Skypeなどにより電話の代わりにもなる。NHKのニュースもUstreamに一時的ではあるが、特別にリアルタイムに配信された。twitterが調子悪いのにたまたまこの期間目にしていない。

そういうことを踏まえれば、twitterにしろ、skype、Ustreamなどインターネットの主要情報インフラの使い方を防災訓練と同時にやっておくのも良いかもしれない。
いや、テレビなどのメディアと同様にtwitterやUstreamがそれらの役目を日頃から担うかもしれない。