認知療法実践その4:5つのコラム

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前の投稿から1か月ぐらいたってしまったようです。うっかりしていました。
前回は認知療法実践その3:コラム法の活用で3つのコラムを使って自動思考に気づくことから自動思考をチェックするところまで行いました。
次に5つのコラムを使って自動思考に挑戦します。



3つのコラムと言えば、前回やったように、

状況
気分
自働思考

まででした。
5つのコラムと言うと、

状況
気分
自働思考
根拠
反証

までを含みます。

根拠は自働思考を裏付ける“事実”だけを書き出します。勝手な思い込みや事実の解釈をさけるようにします

反証は自動思考と矛盾する事実を探して書き出します。
こころが晴れるノートのp.60~o.63にあたります。

まず根拠を整理していきます。

第4のコラム:根拠
自働思考はこうでした。

1)起きれるかどうかは明日にならないとわからない。
2)どうせ起きれたとしても前みたいに二度寝してしまう。

1)朝起きれなかったことがあった。
2)二度寝したことがあった。
いずれも自働思考の根拠と成り得る事実です。勝手な思い込みや解釈を排除するよう気をつけます。

次に反証に進みます。

第5のコラム:反証
自働思考と矛盾する事実を探します。

1)朝起きれなかったことがあった。に対しては
「朝起きれることがあった」とか「朝起き続けることができた時期があった」などがあたります。

2)二度寝したことがあった。も同様に
「二度寝しない日もある」とか「二度寝しない時期もあった」などがあたります。

しかしもう一歩踏み込めば、「夜もしっかり眠ることができ、朝も自然に起きていた時期もあった」ということも言えるかもしれません。単純に矛盾する事実は自動思考の反対を探すだけでなく、広い視野で見てみることが必要だと思いました。

この記事を書いた人

iPhone/MacBook Air/Apple Watchユーザー。
2006年よりブログを書き始め、現在はちょっとした効率化をテーマとしてブログを投稿中。

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