AMNさんよりいただきました「人は意外に合理的」。
数日前には読み始めましたが、止まると行けないとのここでいったん読書メモとして書き記します。
恋愛も暴力も「世の不条理」にはぜーんぶロジックがある!
人生はときに非論理的なものだ。ドラッグを服用し、無防備なセックスをし、
暴力をふるうという具合に、人間はおかしなことをしでかす。 恋愛感情も
離婚という行為も合理性とは程遠い。従来の経済学は、「人間は合理的に行動する」
ということを前提としていた。
でも、そもそもそんな前提は成り立たないことは私たち自身が一番よく知 って
いる。 だからこそ、これまでの経済学では時に非合理的に映る人間の行動を
読み解くことができなかったのだ。本書は、新しい経済学を使って私たちの日常生活を新たな切り口で
読み解くものである。本書で語られるロジックを用いれば、これまで
カオスと混乱に満ちて見えた人間の行動にも、ちゃんと根拠があることが
わかるようになる。
「アメリカでは、オーラル・セックスをする未成年の割合が10年間で2倍に増えたのはなぜか」・・・
まずコストという概念をオーラルセックスで書き表した意外性からこの本は入っていきます。通常のセックスのコストが昔より大きくなっているのは妊娠だけでなくHIVなど性感染症のリスクが増したからというのである。
確かにそれは理にかなっていると感じる。
原著まえがき
第1章 日常生活に潜むロジック
第2章 ラスベガス――理性の淵
第3章 離婚は過小評価されているのか
第4章 どうして上司は給料をもらいすぎているのか
第5章 居住区にて――街角で刺されないための経済学
第6章 合理的な人種差別の危険性
第7章 ギザギザ化する世界
第8章 合理的な革命
第9章 100万年のロジック
訳者あとがき
原注
今後具体的に読み進めていくが、気付きがあった時点で感想や意見を投稿していきたいと思う。
ランダムハウス講談社
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