手持ちの1,000万画素カメラ(勢いで買った安いデジカメ)とAUTOモードでどんな風に感じが変わるのか比較してみました。
画像は500pxに自動縮小したものを使っていますが、これらの写真を見くらべてもその差は歴然。
上記は手持ちのカメラ。次にキヤノンのS90で撮影したもの。
パッと見た感じでも明るさが違う上に背景になる黒い部分もどれだけ描き出されているか違いがわかると思います。
ボクもそうなんですが、デジカメを買い替えるごとに増える機能や奇麗に撮影する機能があっても、なかなか使いこなすことが出来ません。必然的にオートモードで撮影することが多くなるでしょう。
それを考えれば、オートモードでどれだけ奇麗にとれるか、またどれだけのシチュエーションに対応しているかがポイントとなります。
実はこのPowerShot S90は22のシーンに対応
ボクが驚いたのはこの点でしょうか。
他のデジカメだと8とか5種類程度のシーンにしか識別対応していないのですが、このPowerShot S90は22シーンに細かく識別してキレイに写すことができるのです。
そういわれれば、ブレたこともなければ、失敗した写真が今のところ見当たらない気がします。
まだに22シーンに対応したこの「こだわりオート」のおかげではないかと思います。
画素数じゃない
そして、もうひとつの気づき。
今までデジカメは200万画素から始まり、500万画素、800万画素、そして今の1,000万画素ときたわけですが、仕上がった写真がその数字の増え方にふさわしくない、むしろ、失敗する写真が増えた、という気もします。
今回は同じ1,000万画素のカメラでの比べてみましたが、もちろんグレードの違いもありますが、その差は歴然です。
オートモードという何もしなくて、シャッター切るだけでもこれだけの画質の違いが出るのは画素数のなせる技ではなく、それ以外の部分が大きいでしょう。
「画素数が大きければ大きいほど画質がいい」 という考え方をしていましたが、これからは画素数じゃないところで差がつくのが見えてきそうです。
コメント
広角28mmとの違いというのもあるのでは?
上記の写真の比較では条件がまったく同じようには思えませんよ。
ただ、画素数がすべてではないというのは共感できます。
これからのデジカメに求められるのはぶれない綺麗な写真をAutoで簡単に撮影できるかとういう点が大切だと思います。