今回のセミナーではUstream配信を担当させていただきました。
というわけで内容は上記の録画をご覧いただくということで、今回のUstream配信の準備とその反省点についてメモしておきます。


配信機材とソフト

会場でご質問もいただいたのですが、特に高価な機材やソフトを使っておりません。
今回使った物は下記の通りです。

セミナーや勉強会ごとにUstreamを使っていますが、まだプロフェッショナルな映像を撮影する技術、インターネット上に配信する専門的な技術を持ち合わせていません。
その上で、前回のセミナーより少しだけステップアップしたのが、HD画質(1280*720p)にしたこと。Webカメラも画素数的にはそれに対応したものを採用していますが、暗めの会場でスポットを当てるコントラストの高さなどの影響で、少し眠い映像にはなってしまった気がします。
前回のWebカメラと違いオートフォーカスモデルにしましたが、しょっちゅうピント合わせ過ぎで逆に見づらかったかもしれません。

また、HD画質で配信するにはUstream Producer Proなど2万円前後する配信するソフトを使う方法がありますが、コストをかけないということで、MacでリアルタイムエンコードするAdobe(R)  Flash(R) Media Live Encoder 3.1(無料)を使ってブラウザからUstreamへのデータ送信を行いました。Ustreamの管理画面から番組用のXMLファイルを取得し、それをエンコーダーで開いて、設定(解像度、音声、ビットレート等)をします。
調整した内容ですと1,092kbps程度の帯域が必要なのですが、観測していると400kbpsぐらいしか出ておらず、これがなぜなのか、ということを後学のためにも勉強しておきたいと思った。

このようにパソコン本体を除けば、Webカメラ5,000円前後、USBマイク2,000円前後、USB延長ケーブル2,000円程度、モバイル無線LANルータ5,000円前後、三脚(激安980円)ぐらいを用意しておけば、ソフトは一切お金をかけずに、そこそこの映像配信が出来ます。
今日は持っていって使いませんでしたが、インターネット回線用にWiMax&無線LANルータ、音声ライン入力用のケーブル、延長コード、LANケーブルを合わせて持っておくと、どうにかなります。

本来であればちゃんとしたHDビデオカメラ(Ustに向いているもの)や専用ソフトがあればもっとキレイにできるでしょう。しかし、まだ経験を積む修行僧の段階だと思うので、できるだけお金をかけず、小物も工夫して、撮影の現場の数をこなすことから初めています。

本日の反省点

  • 早めに会場入りした割に準備がギリギリで余裕が無かった
  • 構図が決められなかった。出来れば三脚を完全固定する。左右回転で済ませたかったが、細かい三脚移動が多くなってしまった
  • スライドの時が読めないのはWeb配信の限界もあるが、HDならもうちょっと鮮明にできるはず。カメラを良くすることやズームが出来る物の導入の検討。もしくは、スライドデータをもらい、それをUstream映像とかぶせて配信(Ustream Producerを使う)
  • iPhone対応についての調査もギリギリになってしまい、結局できていなかった(AACエンコードにしたつもりがMP3になっていたかも?)

まだH.264とか動画の知識には明るくなく、勉強が必要なのですが、本当にやろうと思えば、映像は時間をどっぷり使う仕事、もしくは趣味になると思います。
そういう意味では中途半端にやるには意味が無く、ちゃんとやろうと思うと、他を犠牲にしてしまうぐらいのシンドイものかもしれません。

そういうことを考えれば、手軽に高画質にできるインスタント的なスタイルの動画配信テクニック、バランスのとれた方法というのを見いだして、自分の提供出来るサービスの一つ、技術として持っていきたいと思います。