3年後のMOVERIOを考えてみた

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MOVERIO

先日MOVERIO座談会(モニター利用者が集まっての座談会)がありました。
MOVERIOを半年ほどお貸しいただきモニターレビューを書いてきましたが、結果としてエプソンさんのご厚意により、MOVERIO自体を頂けることになりました。ありがとうございます。

さて、MOVERIO自体を利用して、ああ!すげー!ととびっきりいいなぁと思ったのが上記写真でのアプリ。きちんと向いている方向の星、星座が映し出されるのだ。
ほんと、これだけでもすごいし、こういう機械いいよねーでも、良かった。

でも、中途半端にアプリが追加できるAndroidだったために、アプリを追加して楽しめる要素が増えるものの、Android端末としては使えない、というのが最大の不満点であった。

カスタマイズできる自由は世の中に出来そう!と浸透している内容が制限されると、それは途端に不便なものになってしまう。だから、これは限定アプリの端末だ、ということにしておけば良かったかもしれない。

そのため、当日の座談会ではAndroidのGoogle Play対応の要望は強く出ていたと思う。
ほんと、これ、これだけ。これだけで使える幅が随分と変わってきそうだ。

さて、そんなことはおいといて、NetflixやHuluなど映像コンテンツを見るというのは純粋に良かった。

Netflixオリジナル「Sense8」をMac経由MOVERIOで見ていたら気がつけば夢中になっていた | [Mu]ムジログ

家に大きなテレビとかプロジェクターとか無いけど、大画面で見ているかのような感覚に陥ることができるMOVERIO、まさに「没入感」という言葉がふさわし体験だった。

これがHDMIから、MOVERIOの通常のケーブル、イヤフォン、とケーブルだらけになってしまうので、どうしても気になるものの、いざ見始めたら、これはこれでドラマや映画を見る新たな体験として、とても良い。

暇で時間があれば、これで見続けてしまうだろう。

未来のMOVERIOはどうなっているか

座談会ではグループディスカッションで話し合って発表する、という流れで進められていた。

もちろん、エプソンからのこれまでの展示会や企画などの話や、ユーザーの中から代表で3名のプレゼン等もあった。

これはモニター期間終了タイミングの半年後にフラっとやるよりも、間の3ヶ月目で、活用方法を教え合うオフ会みたいなのが一度あっても良かったなぁ、というのが個人的な感想。
ここに来て、ようやく知ったこととかもありますしね。それでモニター期間の中だるみ(?)期を再活性化出来たかも知れません。

そんなイベントについての意見は置いといて、実際に体験したユーザーだからこそ、アイデアが出し合えるグループディスカッションで出したのがこれ。

3年後のモベリオ

MOVERIO

参加された方のリテラシーが高いのか、現実的に技術的にクリア出来そうなことばかり意見が上がっていました。

その中で我々のグループでは3年後に「東京オリンピックモデル」を出す、という企画的なものを含めて、ご提案いたしました。

話題性:あの佐野氏がデザインしたモベリオ(違う意味で話題になりそう)

機能性:カメラで捉えた看板やレストランのメニューに書かれているメニューがOCR処理され、自動翻訳される。海外から日本に来ても、言葉がわからなくて不便を感じない

オリンピックならでは:モベリオを通して選手を見ると、選手の情報だけでなくWikipediaやネット検索などで過去の恋愛遍歴などどうでも良い情報まで調べつくすことが出来る。
リアルタイムツイートをニコニコ動画のように表示させて、ネット上のユーザーの声援やヤジも可視化して、協議を見ることが出来る

などなど。

3年後、MOVERIOが成功するためには、アーリーアダプター向けのクールなガジェットではなく、ファッション性も追求したい、という意見が出ていた。
丸みを帯びた感じなどクールな感じじゃなくてもいい、という意見も。

そう、MOVERIOが特別すぎるものではなく、「ファッション」になっていなければならない。
ファッションになることにより、一般に普及するキャズムを超えるのではないかと思う。

だからこそ、有名デザイナー(デザイナーというよりアートディレクターでしょうか)を起用するなどして、話題性も同時に追求しないと、広く伝わらないし、ファッションにも変わっていかないと思う。

そう当たり前に出来そうな機能を搭載して、ファッション追求できること、ここが次のステップかもしれない。

期待しております。

 

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