現在、AMNさん経由でのEPSON Colorio EP-803AとCanon PIXUS MG6130BK二つのプリンターをモニターさせてもらっています。
給紙方法についてはこの二機種、少し方向性が違うようです。
一番よく使いそうなA4普通紙については全面のトレイになっています。昔のプリンタのように上から挿し込むのではなく、全面から入れられるので、ラクといえば、ラクでしょう。
一方、写真についてはそれぞれ特徴が異なります。
まず、EPSONカラリオについてですが、前面からA4普通紙を入れられるのはキヤノンPIXUSと同じです。
このように給紙トレイが二段重ねになって写真用紙は上側のトレイにセットすることになっています。
詳しくはこの表示にあるように、使う用紙によって、トレイを使い分けるようです。
一方、キヤノンPIXUSに話を戻して、このPIXUS MG6130BKの場合、このように写真用のトレイは別にあるのです!
この写真トレイ、通常は収納(?)されていてプリンタの外観からは気にならないのですが、使うときだけ引き上げてこのような状態にして写真用紙をセットします。具体的な手順は下記の通りです。
手を後側にかけて引き上げる。
引っ張れるところまできたら、後ろ側に倒して給紙トレイとして使えるようにする。
さて、どうしてこのような給紙方法になったかというと、前面トレイに写真用紙などをいれると給紙をして印刷するまでに用紙を反る形になってしまうのだそうです。これが印刷にも用紙にとってもよくないらしく、このように後ろ側から真っ直ぐ印刷面を上にして流すようにして印刷して排紙トレイまでもっていくと反ることなく印刷できるのだそうです。
この考え方には一理あると思いました。
確かに前面にあったほうが便利といえば便利ですが、用紙に負担を与えていることになっています。厚紙とか特に心配ですね。
そういった意味ではキヤノンPIXUSのほうが実用性が高いと思いました。