来週末ブロガーサミット2013というイベントが開催されます。

「ブログを書いていてよかったこと」というお題でブログを書かれている方が最近多いので、ブログのことを久しぶりに書いておきたいと思います。
(この記事に写真はありません)


ブログをはじめたのは10年ぐらい前?

このムジログの過去ログを追えば2006年6月6日が開始日になっています。
本格的に書き始めたのは2008年のことではないかと思います。

2001年前後にはブログではないですが、XOOPSというオープンソースCMSを扱っていたり、その後にブログというものを知りライブドアブログだとかMovableType2.6ぐらい?を入れたりしていたのが、2004年ぐらいのことでしょうか。

自分でホームページなるものを作り始めたのが1998年とか1999年とかですが、CMS/ブログなどのツールで一気にワクワク感が拡がってきたのを思い出します。
だって、いちいちHTMLで組んでFTPでアップロードしなくていいのですから、ネット上に情報公開するのも素早くできるし、いろんなページが自動更新(記事へのリンク)されるのが本当に手軽で爆発的にネット上で情報を公開していく人が増えるのを感じていました。

この時はネット上へ情報発信する単なるツールだと思っていました。いや、今でもツールなんですけどね(ここ重要)。

もがき苦しんでいた時代

2007年。
大きな挫折をしました。公私共々もがき苦しみ、完全に自分を見失っていました。

残されたほんのわずかな向上心がブログを書くことでした。
とにかく書いてアウトプットすること。それは広く世の中に観てもら得る場所でもある、インターネット上に出すこと。そこに置いて、ブログというツールは最適でした。

HTMLを書く気力が無くても「手帳ブログ」のススメ という本にもあるように、まずは4行日記でも良い、それだけでも少しずつ書き始めようとしていました。

このきっかけから少しずつ自分を変えていったのが2008年です。

ブロガー勉強会やイベントとの出会い

2008年になりブログの更新頻度が上がり始め、意欲的にチャレンジを始めた時代でした。

ここで、いくつかの気に入っているブログを読み始め、そしてブロガー勉強会というものの存在を知り始めて、参加し始めてみました。

気がつけば、何回か連続して参加しているうちに、ブロガー仲間がそこで出来たり、ブログを書くことに関していろんな方の意見や考えに刺激を受けたことが自分のブログ史の中では最大ニュースではないかと思います。
ここからブログ関連の知り合いがどんどん増えていきました。

会社や音楽仲間の存在もあるのに、この時に何故か“孤独”から解放された気がしました。

ブログ更新をペースメーカーにして自分を磨く

2008年ごろから自分のブログは自分が勉強したことややっていることに対するアウトプットの場になっていました。

投稿数を1日に10本を目指してみるだとか、ひたすら読書をして感想文をアップしたりだとか、Webの技術を身につける意味でもプログラミングが出来るようになりたいとPHPを勉強してその経過をアップしたりだとか、広告業界のニュースを読んで業界動向をキャッチアップしつつそれについて紹介記事にしたりだとか・・・
とにかく書いて書きまくるようになってきました。

そのうちにXOOPSやWordPressのカスタマイズに懲り始めます。その上でどうしてもPHPの理解が外せない、という時期が来て、そこからPHPを本気で独学で勉強し始めました(それでもまだ何度も挫折しますが)。

こうやって、ネット上に自分がこれからこうなりたい、これが出来るようになりたい、その経過をネット上にさらけ出していきました。
ここでブログ更新を毎日することがひとつの勉強などのペースメーカーにもなっていて、着実に日が経つにつれてどんどん出来ることが拡がって自信につながっていきました。

ブログでのアウトプットが最大の勉強と気づいた

仕事で新しい技術にチャレンジする、ということで勉強になりますが、個人的な勉強もブログという場で「公開」することによって、なんとなく得た知識を整理して言語化する、という作業工程が最も自分の理解を深めてくれるモノと気づきました。

ブログで文章を書くときに今でもあまり良い文章とは言えませんが、意味が通じないとか誤解されやすいとかそういうことをできるだけ避けて、文章化する作業は、その物事に対する理解量が求められます。
つまり、曖昧な知識やなんとなくわかった気持ちでは文章化できないのです。

アウトプットの場をインターネット上の誰がみるかわからないブログという場所にしたことによって、文章化する過程で再学習し、きちんと理解して文章を書くという習慣ができあがったのです。

まさしく、ブログが自分の勉強の理解を深めてくれる最強のツールだったわけです。

結果として書籍を出版したりとかセミナー講師やったりとか

そして人生はまた違った方向へ動きはじめます。

会社員を辞め、フリーランスになり、Web制作関連のシゴトもしつつ、という感じでしたが、独学で身につけた知識はブログを書くことで鍛えられ、気がつけば勉強会などで教える立場になっていたりしました。

そのうち、その勉強会で教えてきたことの積み重ねが書籍の出版という形になったり、セミナー講師依頼になったり、そして、それが今の仕事にもつながっていたりもしています。

今の自分はブログなくして出来なかったものだと感じています。
思い起こせば公私共々もがき苦しんでいた時代からブログを通じてここまで変わってきたのです。

ブログはツール

よくブロガーはどーたら、という話になります。
ブロガーだから○○。これはビジネス上もあればプライベートでもいろいろ出てくるのですが、こういったブロガーというくくりは正直つまらないくくりだと個人的には思っています。

あくまでもブログを書く人であって、ブロガーだから○○ってのは大して重要なことではありません。
ブログはツールであり、それを書いているのは「人」であるのですから、人間社会全体の縮図でたまたまその人がブログを書いていた、ということなんだと思います。

話をややこしくしているのがプロブロガーという職業ブロガーの存在なんですけど、ブログはあくまでもツールであって、それを通じて何を実現していくのかは最終的にはその「人」次第なんです。ニュースメディアにしようが、単なる日記だろうが、アフィリエイト目的のサイトを作ろうが、勉強の記録のために使っていたりとか、人それぞれ自由にツールとして使っているだけであって、ブログだから何か特別なものがある、ということを言うつもりはありません。

ただ、ブログというツールを通じて、ボクはこういう風に付き合って、こういうことが実現できてということを言えますし、結果としてブログを書いていたおかげでこうだったなぁ、ってこ後から気づかされることもあります。

「ブログを書いていてよかったこと」

結果として今の自分を作ってきた、それに尽きます。
極論、ブログを書いていなければ立ち直れていない自分がポツンといるだけだったかもしれません。

ブログに対して「ありがとう」という言葉を伝えたいです。