今日の講演内容(「汝、隣人を愛せよ」)
数日前にこのスライドを見ていて、ちょっと問題を投げかけたくて放置していたのですが、ようやく今日エントリーやコメントを読んで勢いで(あまり考えず)書いてみたいと思います。
概ね、全体的には合意。
しかし、以下の点が気になる。
- 肉食系、草食系のマトリクス分布(コメント欄にもあるが切り分け方が乱暴)
- ぽぷるの継続可能性
アフィリエイト業界関係者さんの
ただ、少々気になったのは、もちろんこういった講演の場ですし、単純明快かつキャッチーな名称での分類になるのは、仕方が無いとは思いますが、「肉食系・草食系」の分類が少々乱暴過ぎる感じがします。
これでは、アフィリエイトサイト運営を純粋にビジネスとして展開してるサイト事業者まで「肉食系」に分類されてしまいますし、その上で「肉食系=悪」「草食系=善」というステロタイプに切り捨てるのは、少々極端すぎるのではないでしょうか?
それと一寸情報が偏ってる感じがします。
は同じように感じています。
しかし「べつに儲からなくてもいい」とされる草食系アフィリエイターが、アフィリエイトをすることに違和感を感じますし、「べつに儲からなくてもいい」は単なる“ブロガー”という肩書でいいんじゃないかと思います。たまたま書籍の画像がアフィリエイトリンクでしか合法的に使えない、という理由でアフィリエイトしているブロガーもいると思います。
しかし、一方で生活をかけて、一生懸命「儲からなくてはいけない!」「儲けたい」と思う切実なアフィリエイターがいるのも事実ですし、それを夢見て始められているアフィリエイターのほうが圧倒的多数ではないでしょうか。
つまり横軸の「金儲けが目的」という軸が誤解を生みかねないと感じています。それよりも「コツコツ度」という変な名称ですが、そんな軸のほうがよっぽど適切ではないかと思います。
次に「ぽぷる」の運用であったり継続可能性についてです。
その考えや目的は素晴らしいと思いますが、継続可能性のある形で今後動くかどうかは不安です。
サイトを見る限りではどこかの企業がやっているようにも考えにくいですし、運営費用がどうなっているかも不明。そして本当にそれがホワイトリストとしての確立した地位を得るかどうかも不明。
まだ「とりあえず」ということもあるのでしょうが、透明性が見えてこないとなんとも言えませんし、そのリストを使ってどうするの?というのが疑問なんです。バックリンク貼るだけだったら、ホワイトリストのブログに多少は誘導効果はあるかもしれませんが、YSTやGoogleなどに利用してもらわない限りは、相変わらず検索エンジンの結果はノイズだらけでそれが改善されない限りは弱いと思います。
そして、それが人力であることが運営破たんのリスクも抱えています。
「開始して1ヶ月程度は経っている」としてもいつしかブラックに転じるかもしれませんし、それが人力で再確認するなど拾える量なのか、というところも想像できません。現にポータルはディレクトリサービスからロボット検索に変化しています。人力で運用するのであれば、必ず人件費は右肩上がりのサービスになるでしょうし、そこにそれを誰がペイするのかが見えませんし、ボランティアで運営するとしてもオープンディレクトリのような事例を見てもあまり効果的に思えません。
むしろシステム化して合理的な判断がおこなえる仕組みづくりをしてホワイトリストとして提供するような方向性を見出したほうが良いと思います。
はてブのコメントにもあるように
なんという草の根活動。Web2.0な、なんかうまい方法はないものか。い方法はないものか。
と何か別のアイデアを検討した方が良いと考えます。
そして、ここでも判断基準として心配なところは「SPAMじゃないブログの定義として、(中略)アフィリエイトが主目的ではないこと 」が成り立つのかどうかというところです。現に、アフィリエイトが主目的でブログをコツコツ書いている人がアフィリエイターの中でも多いのではないか、ということです。
この判断基準であると、コツコツやっている草食系の方がSPAMのグレーゾーンに入る可能性も高い。
Web業界全体としてはスパム対策に取り組むべきことかもしれませんが、これは検索結果を良質にしようと研究・開発しようとしている検索エンジン会社に期待する方が現実的ですし、ソーシャルブックマークも進化してフォークソノミーによってそれらがうまく良質の検索結果をもたらす動きになるのではないかと個人的には期待しています。
それよりも今はコツコツと努力している人を応援して成長を助けるサービスの提供や仕組みづくりのほうが、ここでいう“草食系アフィリエイター”のためになるのではないかと思います。
最後にプレゼンを直接聞いたわけでもないのに勝手なこと言ってすみません!